スマスロ導入以降、幅広いゲーム性・機種が登場し好調なAT機に対してノーマルタイプは画一的な構成となっている現状。そうなっている理由として挙げられるのが6号機のボーナス払い出し枚数や短期出玉率の制限だ。これらを遵守したうえで新たなゲーム性を実現させるべく作られたのが今回紹介する「ボーナストリガー」である。
ボーナストリガーとは、従来打ち手が自由に選択できた遊戯枚数(2枚掛け、3枚掛けなど)を固定することで特定ボーナスを契機に性能を変動させるシステムである。
この遊技枚数を固定する機能を「規定数固定機能」と呼び、この機能を用いた機種をボーナストリガー機と呼ぶ。
ちなみに、この規定数固定機能を搭載する場合は、指示機能(押し順ナビ)やリプレイタイム(RT)などを同時に搭載することはできない。
ボーナストリガーはノーマルタイプの幅を広げるという効果はもちろん、二極化したパチスロ市場の中間的立ち位置としてユーザーがより幅広く楽しめるトコロを目指している。
昨今のATスマスロ時代に新たな一石を投じてくれるだろう。
以下では、先日行われたプレス発表会で具体的な内容として、日電協の高遠技術副WG長から5つのBTタイプについて説明があったので、そちらを紹介していこう。