
はじめまして! Moz(モズ)です。
今回が初登場となりますので、まずは簡単に自己紹介をさせてください。

| プロフィール | |
|---|---|
| 名前 | Moz(モズ) |
| パチンコ歴 | 15年 |
| ハネモノ歴 | Pニュートキオの導入時期から |
| 稼働スタイル | ハネモノ9割、甘海1割 |
| 稼働モットー | 努力ほどほど、勝ち額そこそこ |
ハネモノの攻略ライターとしてパチマガスロマガMobileに新しく加わりました、Moz(モズ)です。ボクがハネモノを打ち始めたのは、Pニュートキオが導入された頃です。この世界では、まだまだ新参者です。
最初は「玄人じゃないと勝てないのでは」と思っていたボクですが、玉の動きを観察し、データを取りながら実戦を重ねることで、自分なりに攻略できるようになり、今では稼働の9割がハネモノです。
実戦から気づいたことや、疑問に思って確かめたことを通じて、昔から打ち込んでいる先輩方とはまた違った角度から、攻略の参考になる情報をお届けできればと思っています。よろしくお願いします。
実戦前に考えた“ハネ釈迦攻略”の注目点
それでは、早速始めていきましょう。
大まかなゲームフローは「超速ニューマシン実戦記」で紹介されていますので、そちらをご覧ください。
ここでは、ネカセによって玉の動きや各数値が変わりそうな箇所を中心に、実戦前に考えていた優秀台を見抜く為の注目点と、その理由を説明していきます。
その@「シーソー状ジャンプ台」

まずは、羽根に拾われた玉を左右のルートへ振り分けるジャンプ台です。ファインプレーよりもハネ釈迦のほうが短いものの、玉を振り分ける仕組みは似ているように見えます。
取材時に撮影した動画でも、右へ動く頻度はファインプレーと同様に少なく見えました。そのため、SPルートの選択率も、ボクがファインプレーで経験した約1〜2%ほどに収まり、ネカセによる変化も小さいのではないかと予想しました。
もちろん、SPルートへ進むこと自体は理想です。ただ、ファインプレーではネカセによる選択率の差をほとんど感じなかったため、この部分は台の良し悪しを見極めるうえでは、重視しないと考えていました。
そのA「SP(開運)ルート」

SP(開運)ルート選択時のV入賞率は、公式資料によると約3分の1です。
玉が落ちるタイミングでV入賞が決まる仕組みから、ネカセによってV入賞率が大きく変わることはなく、約3分の1に近い数値になるのではないかと予想しました。
ノーマルルート選択後の鐘ギミック
続いては、ジャンプ台から左へ進んだ先のノーマルルートです。
玉はプラスチックレールを通り、中央に穴のある鐘へ向かいます。この鐘を突破すれば強ノーマルルート、突破できなければ弱ノーマルルートへ進みます。

ファインプレーと同様に、玉が正面から見て左から右へ進み、その後、ギミックのある奥側へ向かう流れになっていました。ファインプレーでは、その先に出たり引っ込んだりする勝負橋があり、橋が出ているタイミングで玉が到達すると渡れます。
当初は、ネカセで玉の速度が変わっても、勝負橋の突破率にはそれほど影響しないのではないかと考えていました。
ところが、実戦を重ねると、勝負橋の突破率は良い台で50%後半、良くない台では50%前半や、50%をやや下回ることもありました。
ボクの経験では、ネカセは起きている状態のほうが突破率は高い傾向にありました。
この経験とレール上の玉の進み方が酷似している事から、ハネ釈迦の鐘突破率もネカセによって変わり、起きている状態のほうが高くなるのではないかと予想しました。
強ノーマルルートへ進む玉を増やすという点で、まず注目したい箇所です。
強ノーマルルート
鐘を突破した玉は、液晶下のステージに一度貯留され、そこが開くとV手前の十字役物へ向かいます。
取材時の実戦では、大きく2つの当り方が見られました。十字役物をまっすぐ抜けてV入賞するパターンと、内部へ入った玉が1回転ほど粘ってからV入賞するパターンです。

ネカセの影響をより受けそうだと考えたのは、まっすぐ抜けるパターンです。
起きている状態では、ステージから十字役物へ向かう玉の速度が上がり、通れるタイミングでそのままVへ抜けやすくなるのではないかと考えました。
反対に、寝ている状態では玉の速度が遅くなり、そのまま抜けられそうなタイミングでも十字役物に捕まり、回転方向へ運ばれて外れることが増えるのではないかと予想しました。
一方、寝ている状態のほうが十字役物の内部へ入りやすく、粘る展開が増える可能性はあります。ただ、内部へ入った後のV入賞率には、ネカセによる大きな差はないのではないかと考えていました。
そのため、まっすぐVへ抜けやすいと考えた、起きている状態のほうが、強ノーマルルートのV入賞率は高くなるのではないかと予想しました。
弱ノーマルルート
鐘を突破できなかった玉は、黄色の滑り台を通り、十字役物へ向かう弱ノーマルルートへ進みます。
この滑り台は一定間隔で向きを変えており、玉が直線に射出される場合と、斜めに射出される場合があります。

試打時の実戦では、どちらの射出方向からも十字役物へ入り、内部で粘ってV入賞する玉が見られました。
直線に射出された玉はそのまままっすぐ抜けることが多く見えたため、十字役物に引っかかりやすいのは斜めのほうではないかと考えていました。
ただ、起きている状態で玉の速度が上がるほうがよいのか、寝ている状態で遅くなるほうが十字役物へ入りやすいのかは、動画だけでは判断できませんでした。
ネカセによる差はありそうですが、どちらの状態が有利かは、この時点では分かりませんでした。
そこで実戦では、斜め・直線それぞれの射出個数と、そこから十字役物へ入った個数を数え、射出方向ごとの「十字IN率」と「V入賞率」を確認することにしました。なお、十字INには内部で粘った玉だけでなく、そのまま通り抜けた玉も含めます。
まずは数値を取り、玉の動きと合わせて、ネカセがどのように影響するのかを考えていきます。
実戦では起きている状態を狙う。
ここまでの事前予想をまとめると、以下のようになります。
| ネカセによる各数値の事前予想 | ||
|---|---|---|
| 関連するギミック | 数値 | 事前予想 |
| シーソー状ジャンプ台 | SPルート選択率 | ネカセによる差は小さいと予想 |
| 開運ルート | SPルート選択時V入賞率 | ネカセによる差は小さいと予想 |
| 鐘 | 鐘突破率 | 起きている状態のほうが高いと予想 |
| 液晶下のステージ+十字役物 | 強ノーマルルート選択時V入賞率 | 起きている状態のほうが高いと予想 |
| 黄色滑り台+十字役物 | 弱ノーマルルート選択時V入賞率 | 有利なネカセは不明 |
3つの大当りルートの中でも、強ノーマルルートが大当りの中心になるのではないかと考えていました。
弱ノーマルルートは、十字役物へ入り、そこからV入賞するまでに複数の条件がかみ合う必要があるため、当選率はそれほど高くならないと見込んでいたからです。
そこで重視したのが、強ノーマルルートへ多く進むこと(鐘突破率)と、そこから多く当たること(強ルート選択時V入賞率)です。
鐘突破率と、強ノーマルルート選択時のV入賞率は、どちらも起きている状態のほうが高くなると予想しました。そのため、実戦ではできるだけ起きている状態の台を狙うことにしました。
また、役物の挙動に加えて、以下の点も実戦で確認することにしました。
・推奨ストロークでの拾い率と、狙う位置による玉の動き
・釈迦BONUSの継続状況や平均獲得ラウンド
・大当り中のロング開放時の入賞個数やオーバー入賞
・大当り中の攻略手順と打ちっぱなしでの出玉の違い
導入初日、2台のハネ釈迦を実戦!
幸先のよい初当りから、気になる挙動へ
朝は、普段からハネモノの状況が良いと感じているホールへ。設置された2台から、事前予想に沿って、ネカセが起きていると感じた台を選びました。

初当りは、期待していた強ノーマルルートから。玉が十字役物をまっすぐ抜けてV入賞し、実質9Rの天上天下BONUS!

幸先の良いスタートを切れたと思ったのもつかの間、役物内の挙動に不安を感じるようになりました。
最も気になったのが弱ノーマルルート。黄色滑り台から出た玉が手前へ落ちてしまい、十字役物内に入る気が一切しませんでした。
結局、この台では弱ノーマルからの十字INを一度も確認できず、約2時間実戦したところでやめることに。もう1台は他の人が実戦中だったので、移動を決めました。
起きている状態を狙いましたが、弱ノーマルには不利なのかもしれません。移動先では、寝ている状態の台を試してみることに。
2台目で見えた、弱ノーマルの違い
新台が時差でオープンするホールに向かい、抽選を受けたものの、台を確保できず。
3店目に移動したところで、これは! と目につく台を発見。

綺麗な右肩上がりのグラフで、大当り確率も1/22と優秀そうな数値。さらに、隣の台との比較から、ネカセが寝ている状態に見えました。
打ってみると、朝の台とは玉の動きがまるで違う…!
特に異なると感じたのは弱ノーマルルート。1台目は一切十字役物へ入らなかったのが、この台は直線射出からも斜め射出からも入る入る。
初回の大当りは強ノーマルルートからでしたが、2回目、3回目の大当りは、続けて弱ノーマルルートからでした。
拾いも朝の台より良く、これなら最後まで打てそうです。事前には有利なネカセを予想できなかった弱ノーマルですが、ここで比較したい挙動が見えてきました。
攻略手順に苦戦しながらも、手応えのある初日実戦に
順調に大当りを重ねながら、大当り中の打ちっぱなしのデータと超速ニューマシン実戦記内で提示された攻略手順を実施した際のデータを採取。
攻略手順を試し始めたところでハンドルがうまく反応せず、玉が出ない場面があり、数ラウンドをパンクさせてしまいました。ここはかなり苦戦しましたが、実戦で手順を使う際の注意点も見つかりました。
それでも出玉は順調に増え続け、気づけば前任者と合わせて1万発…1万5千発over!

ほぼ毎日ハネモノを打っていますが、ここまで出したのはいつ以来だろう(笑)。
収支も大きくプラスになり、狙っていたデータもしっかり取れてフィニッシュ。
初日実戦の結果まとめ
| ハネ釈迦 初日実戦結果 | |
|---|---|
| 項目 | 結果 |
| 拾い個数 | 480個 |
| 拾い率 | 62.5% (計測586回転中366個) |
| 大当り回数 | 35回 |
| 役物確率 | 1/13.7 (480個中35回) |
| SPルートからの大当り | 2回 |
| 強ノーマルルートからの大当り | 9回 |
| 弱ノーマルルートからの大当り | 24回 (斜め7回・直線17回) |
| 天上天下BONUS | 7回 |
| 釈迦BONUS | 28回 |
| 平均獲得ラウンド | 4.37R (合計153R/35回) |
| 釈迦BONUS平均獲得ラウンド | 3.21R (合計90R/28回) |
| 釈迦BONUS継続率 | 71.3% (87機会中62回成功) |
| 釈迦BONUS完走率 | 10.7% (28回中3回) |
| 最大獲得ラウンド | 9R |
| 1R平均出玉 | 116.6玉 |
| 実戦全体の収支 | +28,200円 |
事前に大当りの中心になると予想していた強ノーマルを上回り、今回は弱ノーマルル―トからの当選が35回中24回を占めました。
この結果を踏まえ、ここからは実戦で見えた攻略のポイントを詳しく紹介していきます。
ここからは実戦で見えた攻略ポイントを解説!
ここからの有料部分では、今回の実戦で得られたデータと玉の動きをもとに、以下の内容を紹介していきます。
通常時ストローク攻略
ハネ釈迦は分かりやすく推奨とされるストロークが盤面に記載されています。その中でも、どこを狙うと拾われやすいのか。実際の玉の軌道から考えた狙い位置と、計測区間ごとの拾い率を紹介します。
釈迦ボーナス中の止め打ち手順
既出の攻略手順をホールで実践し、打ちっぱなしとの出玉を比較。実戦で苦戦したハンドルの反応や、手順を使う際の注意点も解説します。
役物挙動とネカセの考察
事前予想と実戦結果を照らし合わせ、各ルートの数値と玉の動きを検証。特に大当りの多かった弱ノーマルルートで、どんな挙動に注目したいかを紹介します。
初日実戦を終えての感想
実際に打って感じたハネ釈迦の面白さと、今後に期待することをまとめます。
