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よくわかる! スマートパチスロ・6.4号機・6.5号機まとめ
「6.5号機限界突破特集」はコチラ
重要ポイントをまとめて掲載中!
6.4号機のホール導入が始まり、6.5号機はメーカーからリリースされ始め、スマートパチスロの登場は11月頃と発表されている現在。パチスロ機の区分が多すぎて、「6.4号機、6.5号機、スマートパチスロの違いって何?」と疑問に思っている方も多いと思う。

そこで6.4号機、6.5号機、スマートパチスロの違いを総まとめ! 各区分にて「規制が緩和されてできること」を、本コラムではわかりやすく説明する。

コラム執筆者は、データ集めと分析に定評のあるパチスロライター「角屋角成」。取材や調査で入手した情報のまとめに加え、「できることが増えたらパチスロのゲーム性がこう変わる」という点についても述べているぞ!!
呑兵衛ライター・角屋角成
まずは各号機でできることを整理!

先日オリンピアのショールームにお邪魔して『Sキャッツ・アイ』を打ってきました。こちらは6.5号機になります。6.5号機は同一有利区間の出玉の上限が差枚数での2400枚となり、有利区間のゲーム数上限は4000Gです。

現状、規則が決まっているのは6.4号機・6.5号機・スマートパチスロとなっていて、徐々に内容が緩和されています。ナンバリングだけではわかりにくく質問もよく受けるので、本稿ではそれぞれの緩和事項をまとめました。

それでは6.4号機から見ていきましょう。

6.4号機で緩和されること


押し順などの指示機能発生時に点灯していた有利区間ランプの点灯義務がなくなります。5.9号機から導入された有利区間ランプ。一部打ち手にとってはメリットこそありましたが、全体としては稼働の低下を招く一因となってしまいました。点灯義務がなくなるとありますが、この有利区間ランプがなくなると捉えて問題ないでしょう。

有利区間ランプの大きなメリットは、

設定変更がわかりやすくなる
ヤメ時がわかりやすくなる

上記の2点でした。有利区間ランプの撤廃で、設定変更やヤメ時に曖昧さが生まれます。

「いつ有利区間が途切れたかわからない」というのは作る方の自由度が上がりますし、打ち手側の期待感も損なわれない。アミューズメントとしてはかなり大きな違いになるはずです。曖昧さが生まれることにより、立ち回りの難易度が上がれば稼働の底上げに繋がります。ランプの撤廃には賛否ありますが、トータルで見ればゲーム性の向上となるワケです。

余談になりますが、有利区間ランプを最もうまく使った機種は、6号機最大のヒット機種である『Re:ゼロから始める異世界生活』だと思います。

リゼロの非有利区間と言えばコンビニ。原作での現実世界であるコンビニが非有利区間になっていて、死に戻って異世界へ転生すると有利区間に突入する。原作の世界観も踏襲し、有利区間を引継ぐかどうかのランプ消灯の有無で一喜一憂。有利区間ランプをゲーム性にまで落とし込んだ機種でした。

有利区間ランプの撤廃は一つの時代の終わりを感じてしまいます。

非有利区間(コンビニ)は現実世界、有利区間に突入するとスバルは異世界へ転生する。

すでにホールには6.4号機の第一弾である『パチスロひぐらしのなく頃に祭2カケラ遊び編』が導入済みです。本機は有利区間ランプこそ存在しているのですが、実際に有利区間とはリンクしていません。

6.5号機で緩和されること


6.5号機は有利区間ランプの点灯義務がなくなることに加えて、同一有利区間内での出玉の上限が差枚数での2400枚となり、有利区間のゲーム数の上限が3000Gから4000Gに緩和されます。

これまでの6号機は一撃2400枚が上限でした。どれだけメダルを実戦台に投資していても同一有利区間内の出玉の上限は2400枚まで。

しかし、6.5号機からは差枚数で2400枚。すなわち【投資した分】+【2400枚】まで可能となります。

例えば、有利区間開始後に400GでAT当選、ここまでの投資が500枚だとします。ここからだと【500枚】+【2400枚】となり、同一有利区間内で最大2900枚獲得可能となるワケです。

上限こそ残るものの、これはかなり大きな緩和です。もちろん同一有利区間内での差枚数なので、一度有利区間が途切れたらまたリセット。ハマって一撃3000枚獲得し、有利区間が切れたあとに引き戻してさらに一撃2500枚みたいなことも起こり得るかもしれません。

6号機初期の機種の大きな弱点は、ハマればハマるほど残り有利区間ゲーム数が減ってしまい一撃性が弱くなるという点でした。6.5号機の緩和でこの弱点が完全になくなります。有利区間ゲーム数上限の緩和に加え、差枚数での2400枚となれば、ハマリに対してのメリットも付与しやすくなるでしょう。

6.5号機以降は、『ミリオンゴッド』シリーズなどの一撃性を売りにしている機種の登場も現実味が帯びてきます。有利区間が4000Gになるので、投資分を吸い込むことによって一撃性を高めることも可能です。

6.5号機導入開始は今年の夏前。6月6日導入予定のSキャッツ・アイと『シリウス』が最初の6.5号機になります。Sキャッツ・アイは6.5号機ではあるものの、そこまで差枚数2400枚や有利区間4000Gを使うような一撃性の高い機種ではありません。

Sキャッツ・アイはAT終了後に有利区間がリセットされるタイプ。6.5号機であることがウリという機種ではないが、画像のように有利区間4000Gであることがわかる。

キラーコンテンツの噂も耳にするので、次に述べるスマートパチスロよりはこの6.5号機が「向こう2年ほど市場の中心」になるのではないか、と自分は予想しています。

スマートパチスロで緩和されること


スマートパチスロ=メダルレス遊技機のことです。スマートパチスロでは有利区間のゲーム数上限が撤廃されます。ただ同一有利区間内での「出玉上限(差枚数2400枚)はまだ残っている」ので、そこは混同しないように注意です。とは言え、6.5号機までの緩和はもちろん適応されるので、かなり射幸性の高い機種を想像することができます。

スマートパチスロに関してはまだ導入が先になりそうです。なので、いずれ有利区間のゲーム数上限が撤廃されるということを覚えておいてもらえればと思います。


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