現役メーカー開発者が明かす2022年のパチスロ事情

2021年も様々なニュースが駆け巡ったパチスロ業界。6.2号機の導入や6.3号機の持ち込み開始、さらには『有利区間の枚数制限の解釈変更』『有利区間ランプの廃止』といった緩和に向けた新たな情報も飛び込んで来たのは記憶に新しい。

そんな激動の1年が終わりを告げ、果たして2022年にはどんな未来が待っているのか? 今回は某メーカーに勤務する現役パチスロ開発者に突撃取材! 現在判明している6.3号機以降のパチスロ事情をぶっちゃけてもらった。

それでは、早速インタビューの模様をご覧いただこう。

※当記事はパチマガスロマガモバイルから一部転載したものです

時代はすでに6.5号機!?

――本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます。今回は『2022年のパチスロ事情』ということで、今後の6号機はどうなっていくのか…に迫っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

開発者Aさん(以下A):よろしくお願いします。

開発者Aさんプロフィール
某大手パチンコ・パチスロメーカーに勤務している現役開発者。刻々と変化する6号機の規制については造詣が深い。

――早速ですが、6.3号機以降のパチスロはどうなるのか? ということで、まずは現状で判明している情報を改めて解説していただけたらと思います。巷ではいろんな情報が溢れていますが、実際のところはどうなのか、多くのプレイヤーが気になっている部分だと思いますので。

A:分かりました。まだまだ未確定な部分もあるので、お答えできない部分もあるかと思いますが。

――まず、2021年の大きなトピックスとしては6.3号機の件があったかと思います。「メダルレス遊技機になって有利区間ゲーム数も撤廃される!?」といった情報が話題になりましたが、その辺りの進捗状況はいかがでしょうか?

A:そうですね。その質問にお答えする前に、まず前提としてなんですが、ゲーム数撤廃となるのは6.3号機ではないんですよね。

――えっ? 6.3号機で有利区間のゲーム数上限撤廃…だと思っていたんですが、違うんですか?

A:え~と、順を追って説明しますと、2021年の10月からメダルレス遊技機、いわゆる『スマートパチスロ』と呼ばれているものが持ち込めるようになりました。これが6.3号機です。今ある事実はこれだけですね。

――では、そこでゲーム数が撤廃されるワケではないということですか?

A:はい。ですが、ゲーム数撤廃の話がなくなったワケではないので、そこは誤解しないでください。さらに話を進めますと、少し前に有利区間ランプの廃止が発表されたかと思いますが、これが6.4号機になります。

――確か12月の頭にその発表がありましたよね。その時点でもゲーム数撤廃ではないんですか?

A:はい。6.4号機に関しては、ランプ以外の緩和については特にないですね。

――では、ゲーム数撤廃はまだまだ先…ということですか?

A:そうなりますね。で、ゲーム数が撤廃された遊技機が6.5号機になるであろう…というのが今の空気感でしょうか。

――なるほど。6.3号機で色々変わる…という風潮でしたが、今はそういった分類になっていたんですね。

A:まあ、呼び方は違うかもしれませんが、メダルレス遊技機のみが、有利区間のゲーム数を撤廃できる…というのは当初の情報通りです。

――ありがとうございます。ちなみに、メダルレス遊技機って具体的にどういった形になるんでしょうか? その辺りの情報もまだまだ公にはなっていないと思うんですが。玉貸しシステムなどの細かい部分は、もう決まっているんですか?

A:はい。その辺はすでに確定していて、基本的に変化するのは台横のサンドですね。そこがまずメダルレス遊技機専用のモノに変わります。これは規格もすでに決まっていて、全ホールがそれを使うことになると思います。

――その専用サンドというのは、どういったものになるんでしょう?

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