三宅ナビの2018年プレイバック

主な動き
●パチスロの実機をインターネット上で遊技できる『アミュライブ』が開始。遊技結果を景品と交換できる機能も実装された。 ●全日遊連が日電協と日工組に遊技機の音量と光量の調整機能に対しての要望書を提出。 ●新規則に則った型式試験が開始。
トピックス
P	●「ぱちんこ冬のソナタRemember」が発表。現在では希少な安定スペックで導入後から人気を広げていく。 ●富山県の某ホールが「天龍∞」を約90台に増台。イメージキャラクターに元プロレスラーの天龍源一郎氏を抜擢。
S	●「ニューパルサーSPⅡ」に25周年記念パネルが新登場。 ●いわゆる立ちスロの存在が本格的に問題視される。
他	●ニコニコ超会議2018の中で超パチンコ＆パチスロフェスティバル2018ブースが出展。その他、SANYOも単独でブースを出展。
主な導入機種
P	パチンコCR偽物語(Sammy) CRF R-18R(SANKYO) CR翠星のガルガンティア(Daiichi)
S	押忍！番長A(大都技研) 不二子TYPE-A+(オリンピア) パチスロこれはゾンビですか？(北電子)

パチスロの実機をオンライン上で遊技できるサービスAmulive(アミュライブ)が正式スタート。4号機もラインナップされ、遊技結果を景品と交換できる機能も実装された。2018年12月時点ではまだパチスロのみだが、パチンコの実装も目指している模様。

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また、新規制に則った型式試験申請が開始。保通協の発表によると、新規則に則ったパチンコは4機種適合、パチスロは適合した機種がなかった。試射試験の結果、短期や中短期で定める出玉率を超える機種が多かった模様だ。

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全日遊連が日電協と日工組に遊技機の音量と光量の調整機能に対しての要望書を提出。と聞くと堅苦しく思えますが、要は「音量調節とか光量調節の幅を揃えましょうよ」ということ。これはスーパー大賛成。パチンコでは音量調整専用ボタンが搭載された機種も増えていますが、パチスロでは機種によっては調整方法がわかりにくく、音量の目盛りによる差も不器用な機種が多すぎる。な、七匠筐体よ。バラエティコーナーで周囲2メートルにあると騒音防止条例というハンマーを振りかざしたくなるのよ。

とはいえ、筐体スピーカーの質やウーハーの有無なんかでも音の質が変わりそうなので、しっかりと単位、デシベルならデシベルでカッチリ決めないと難しいんでしょう。そして、このニュースが出てから半年以上経っているけど、まだまだ足並みが揃う予感は全くない。はよして！

主な動き
●パチンコパチスロ参加人口は約899万人と推計(エンビズ総研)。 ●インターネット上の広告も規制対象となる県が増えてくる。
トピックス
P	●「CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギアの新セル(クリスver.)」が登場。昨年8月の登場から高い人気をキープ。 ●「CRぱちんこウルトラマンセブン2」や「CR犬夜叉JUDGEMENT∞XX」など話題機種の発表が続く。
S	●ジャグラー専門サイト「ジャグラーBOX」オープン。 ●オリスロAA発表。パネルによって異なるプライベートブランド機種として展開。
他	●ニューギンがパチンコマナー啓蒙サイト「パチンコモテしぐさ」を公開。 ●カラオケJOYSOUNDでパチンコ店のアナウンスが楽しめる「アナウンスカラオケ」の配信開始。 ●埼玉県に設置台数3000台を超えるマンモスホール誕生
主な導入機種
P	CR RAIZINMAN(A-gon) CRキャプテン翼　黄金世代の鼓動(SanseiR&D) CR JAWS再臨‐SHARK PANIC AGAIN‐(平和)
S	マジカルハロウィン6(KPE) パチスロ北斗の拳　修羅の国篇　羅刹ver.(Sammy) 秘宝伝Rev.(サボハニ)

(株)エンタテインメントビジネス総研が発表したパチンコ・パチスロプレイヤー調査2018によると、パチンコパチスロの参加人口は約899万人と推計された。パチンコでは60歳以上の参加者が最も多く、パチスロでは20代以下の参加者が最も多いなど、パチンコとパチスロにおける遊技者層の違いが浮き彫りとなった。

また、4月に三重県でインターネット上の広告も規制対象となるなど、規制強化の流れは一層加速。この後も他都道府県に広がっていく。

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かなりイレギュラーな「JOYSOUND」でパチンコ店のアナウンスが配信、にクローズアップ。某ネタ系総合サイトがプロデュースし、「町内放送」や「留守番電話」などの日常のアナウンスを「歌わないカラオケ」として配信する中の1コンテンツです。

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この原稿を書いている時点では、このアナウンスカラオケを体験できていないんで、迂闊なことは書けないですが、僕がずっとプロデュースしたい映像企画に「PM-1グランプリ」というものがあります。PMは「パチンコ・マイク」の略。取材などでホール内の状況などをアナウンスするマイクの上手さを競う大会です。

パチマガスロマガ攻略軍団の方々は、取材でマイクをするのが恒例。その中で、誰が一番響くか決めたらええんや!
審査員は、一般のおじいちゃんおばあちゃんから若者、ホール関係者、同業まで幅広く。個人的にはM-1の松っちゃんのポジションにレビンさんがいる光景が超見たい。

主な動き
●東京都で受動喫煙防止条例案が可決。条例は2020年4月に施行され、パチンコホール内は原則として禁煙となる。違反者には5万円以下の罰金(後に加熱式タバコに関しては若干緩和された)。
トピックス
P	●「パチンコCR弾球黙示録カイジ HIGH＆LOW 319Ver.」が導入。しかし、見本機の性能と運用の性能に差異があったとして導入ホールにお詫び文面を送付。1台20万円での下取りをアナウンスした。とはいえ、まだ結構数が残っている。 ●新規則に対応した設定付きパチンコ第１弾「PF革命機ヴァルヴレイヴW」が発表。
S	●6号機が4機種適合。その後、「HEY!鏡」のティザー映像が公開された。 ●パチスロ「ディスクアップ」導入開始。初販は約1000台程度だったが、人気を集め増台を重ねている。
他	●日遊興が第7回遊技機アワードを発表。2017年に導入された機種の中で最もユーザーから支持を集めた機種をウェブ投票で決定した。 ●パチンコは「CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア」、パチスロは「押忍!番長3」が選出。 ●ちなみに、様々な媒体で行われた各アワードにおいてもこの2機種がほぼトップだった。
主な導入機種
P	CR犬夜叉JUDGEMENT∞XX(Daiichi) CR綱取物語～横綱7戦全力～(平和) CRぱちんこ冬のソナタRemember(京楽)(TAKAO)
S	パチスロディスクアップ(銀座) パチスロ黄門ちゃまV(オリンピア) ゆるせぽね(ミズホ)

東京都で受動喫煙防止条例が可決。東京オリンピックが開催される2020年の4月から施行され、パチンコホール内も基本的に禁煙になる。現在でも禁煙や分煙を推し進めているホールもあるが、2019年の後半あたりからリニューアルするホールが増えるのでは。

新規則に対応した初の設定付きパチンコPF革命機ヴァルヴレイヴWが発表。6段階設定のリミット+転落式。高設定ほど初当り確率に優れているのはもちろん、高確率中の当選率も高いため、引き戻しが発生しやすいスペックとなっている。

パチスロではディスクアップが導入。設定1でもフル攻略でPAYOUT103%というアマさと、完成度の高さで人気を集める。アマさゆえか初期設置台数が少なく、その希少性も相成って空き台を探すのが難しいという状況にまでなる。

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ここではやっぱりディスクアップについて。リーチ目マシンとしての完成度はもちろん、自らの目押しでゲーム数上乗せを勝ち取れる面も、他のART機と一線を画すゲーム性で面白い。ってのはわかる。わかるんだけど、他のノーマルタイプも好きな自分にとっては「ちょっとズルくね」と言ってしまいたくなる。不二子TYPE-A+の、番長Aの、後に登場するクレアやアレックスの、設定1のPAYOUTがフル攻略で103%あったらメチャクチャ打ちたいし、負けず劣らず人気機種になっていたんじゃないだろうか。

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ディスクアップという台の完成度が高いのは間違いない。でも、他の機種と比べて面白いかを判断するのは、設定1をフル攻略して103%が当たり前の時代にならないと平等じゃないと思ってしまうのですよ。