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Pフィーバーマクロスフロンティア5

PF.マクロスΔA(設定付) (2019年)

スペック・ゲームフロー
Pフィーバーマクロスフロンティア4
PF.マクロスΔA(設定付)
基本データ
当選確率 設定1:1/199.8
設定4:1/178.1
設定6:1/169.8
ワルキューレRUSH・
ルンピカチャッカー

図柄揃い確率
約1/6.1
賞球数 4&1&3&6&12
大当り出玉 【右アタッカー(10C・賞球12個)】
約1080個(10R)
0980個(09R)
0860個(08R)
0750個(07R)
0650個(06R)
0540個(05R)
0430個(04R)
ワルキューレRUSH
突入率
約46〜49%
※直行&引き戻し含む
ワルキューレRUSH
継続率
約80%
※時短5回+残保留4個時
電チューサポート 5回(ワルキューレRUSH)or
99回(デルタゾーン)
タイプ 1種2種混合・設定付き
当選時の内訳(通常時・デルタゾーン)
9R大当り
(ワルキューレRUSH)
20%
4R大当り
(デルタゾーン・高)
10%
4R大当り
(デルタゾーン・低)
70%
当選時の内訳
(ワルキューレRUSH・ルンピカチャッカー)
10R大当り
(ワルキューレRUSH)
50%
8R大当り
(ワルキューレRUSH)
02%
6R大当り
(ワルキューレRUSH)
03%
5R大当り
(ワルキューレRUSH)
45%
平成最後のマクロス、マクロスフロンティア3からわずか半年後にリリースされた本機は令和初、P機初のマクロスかつ初の設定付きで、マクロスΔを使ったのも初と初物尽くしのマクロス。

マクロスΔは40年の歴史を誇るマクロスシリーズの中でも最新のコンテンツで、21年10月初旬にも劇場版最新作の放映が始まったばかりの現在進行形の作品だ。劇中の戦術音楽ユニット「ワルキューレ」はリアルでも出演声優によって結成され、マクロスシリーズとして初めて歌手が出演するMVも作成され、ゴールドディスク大賞も受賞した。SANKYOの協賛でLIVEも数多く行っており、いずれもプラチナチケットとなっている。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
登場時、何より話題となったのが、業界初の非電を使って特図1と特図2を振り分ける革命システム「デルタゾーン」。 RUSH非突入時に突入するチャンスタイムでもルンピカチャッカーが開けば特図2の約1/6.1で大当り抽選を受けられるというこの仕組みは、同社のPフィーバー アイドルマスターミリオンライブ! で確変初当りをストックするV-LOOPへと昇華し、今では他メーカーにもV-LOOPを応用した仕組みが多数採用されている。そのすべての始まりがPF.マクロスΔだったといっても過言ではないだろう。

本機には同時リリースで設定1段階のPF.マクロスΔFもあったが大当り確率は約1/199で設定付きの設定1と同じだったので実質設定1確定のような印象を抱かれてしまい、わずかでも1以外の夢が見られる設定付きの方が人気が高く設置も多かった。このスペック設計からは設定付きを流行らせたかったメーカーの意志を感じることができる。また、設定付きの甘デジで、デルタゾーンの仕組みを廃止して高速消化のRUSHに生まれ変わったV-ラッシュver.も発売された。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
当時のパチマガでも当然表紙を飾り、先行導入されていた愛媛県で特攻実戦。パチマガのフレイア・ヴィオンことドテチンが初打ちでいきなり20連チャンOVERを達成した珍しい実戦の模様が掲載されていた。

注目ギミック
Pフィーバーマクロスフロンティア4
今度の役モノは戦闘機ではなく戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のエンブレム。初物尽くしのPF.マクロスΔだが、バルキリーの役モノが完全に撤廃されたのもシリーズ初。ワルキューレ(Walkure)はバルキリー(valkyrie)のドイツ語読みなので今回もバルキリー役モノは搭載されている、と言えなくもないかもしれないが、可変戦闘機としてのバルキリー役モノがないのは確かだ。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
Pフィーバーマクロスフロンティア4
本機は電チュー内部に2つの非電作動口があり、それぞれが特図1チャッカーと特図2チャッカー(ルンピカチャッカー)に対応。入賞すると対応したチャッカーが重さで開く。非電なので開いたチャッカーは玉が入るまで閉じることはない。ルンピカチャッカーに入れば約1/6.1で大当りとなり、大当りすればRUSH突入だ。

どちらの作動口に入るかは電チューの開き方(当選した普図の種類)で管理されている。特図2作動口に入る普図が当たりやすくなる時短(=ルンピカ高確デルタゾーン)も存在。ルンピカチャッカーは普図(小デジ)抽選なのでリーチ中や大当り当選後も特図確定まで抽選し続ける。一般的な台で節玉行動として行われる「リーチがかかったら打ち出し止め」は本機では絶対NG。

このように仕組みは複雑だが打ち手としてやることは単純。台の中でフレイアが教えてくれる通り、デルタゾーンに突入したらとにかく打ち出しを止めないということだけだ。

3大キーポイント
Pフィーバーマクロスフロンティア4
Pフィーバーマクロスフロンティア4
Pフィーバーマクロスフロンティア4
これら3つの演出はその名の通り初当りのカギを握るキーポイント。オーバードライブはリーチ発展時に出現するパターンとリーチ中にチャンスアップとして出現するパターンがあり、実戦上は前者の方がより期待できた。

余談だが、重要シーンをネタバレせずにかつ面白そうに見せるという点において、個人的にはSANKYOに優るメーカーは存在しないと本機を振り返ってあらためて思う。このリーチのように「よくわからないけどなんだかマクロスΔって面白そう」とパチンコを打った後に原作に誘導する力が抜群に高いのだ。

先読み予告
Pフィーバーマクロスフロンティア4
レイナドクロは信頼度でいうと10%程度だが、大当りに最も絡みやすい保留。中から何が出てくるかで期待度が変化するフロンティアシリーズのチケットボックスのような保留で、レイナドクロがふたつに分かれると激アツとなる。

ワルキューレシルエットは図柄停止後にワルキューレのシルエットが出現し同時にいけないボーダーラインのイントロが流れ出す先読み予告。パチンコ史上屈指のカッコよさを誇る演出だが、信頼度1.5%程度の白が頻発するのが非常に惜しいところ。これが出現した時点で35%くらいあれば本機を代表する演出になり、色んなメーカーからこの亜種も作られたのではないかと思う。

変動中予告
Pフィーバーマクロスフロンティア4
連続予告はワルキューレ5人の出現や役モノ完成でチャンス。ワルキューレ擬似連はガセも多いが発展成功でチャンス。成功時に出現するセリフ色に注目だ。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
同社のCRF.戦姫絶唱シンフォギアの「唄ってはダメぇッ!」フリーズ同様ミラージュが怒り続けるほどチャンス。デレパターンなら発生時点でチャンスだ。

シリーズ屈指の天才パイロット、マクシミリアン・ジーナスの孫でマクロスのメインテーマのひとつ三角関係の一点を担う重要キャラであるはずのミラージュだが、本機でもアニメ本編同様存在感が薄く、目立った出番はこの演出くらいだ。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
風の歌い手であるウィンダミア国王ハインツが歌う「風の歌」でヴァール発症者を操り暴動を起こさせる。リンゴの台座のオーラはヴァール予告とリンクしており赤までいけば必ずヴァール予告も発生する。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
キーポイントに入っていてもおかしくないくらいの重要演出。5人のメンバーがボタン押下を促し、シルエットの色が成長したり、スーパーリーチ中にチャンスアップを獲得するのに使えるボタンをストックできたりする。

この色何色リーチ
Pフィーバーマクロスフロンティア4
ノーマルリーチの一種で基本的には発展に期待だが、この段階での図柄揃いも存在する。導光板の色で期待度が変化する。

ロングリーチ
Pフィーバーマクロスフロンティア4
ウィンダミアの要人3人を題材としたリーチ。誰のリーチでも信頼度は変わらないが同じキャラのロングリーチが連続すると信頼度が約6%から約40%にハネ上がる。

キャラSPリーチ
Pフィーバーマクロスフロンティア4
ワルキューレ5人のキャラリーチ。美雲のみ少し期待度が高いが大差はない。キャラSPリーチもロングリーチ同様に同じリーチの連続で期待度アップ。

ワクチンライブリーチ
Pフィーバーマクロスフロンティア4
ワクチンライブリーチも美雲メインの恋ハレのみ若干信頼度が高い。ロングやキャラ同様に直当りより発展に期待となる。

最強鎮圧ライブリーチ
Pフィーバーマクロスフロンティア4
大当りのメインルート。画像の3リーチの他に3大キーポイントで紹介した一度だけの恋ならリーチもここに属する。一度だけの恋なら>永遠のワルキューレ>VS系2種の順に期待できる。マクロスの象徴とも言えるバルキリーによる大量のミサイル発射が発生すれば強力なチャンスアップとなる。

ルンがピカッと光ったらリーチ
Pフィーバーマクロスフロンティア4
テレビ版EDテーマにもなったライブの定番曲を使ったリーチ。特殊図柄揃いで発展する。連打といちげきの他、途中の「WOW」の色もチャンスアップとなる。

フレイアチャンス
Pフィーバーマクロスフロンティア4
弱リーチハズレ後等の煽り成功で発展。フレイアの15歳の誕生日のサプライズパーティーを扱ったリーチ。「絶対LIVE!!!!!!」鑑賞後には印象が大きく変わりそうなリーチだ。

全回転リーチ
Pフィーバーマクロスフロンティア4
Δ小隊のエース"死神"メッサーと空中騎士団のエース"白騎士"キースの決闘を描いた超激アツリーチ。ワルキューレの楽曲としても1、2を争う人気楽曲「閃光のAXIA」が使われた名場面だ。発展時点でワルキューレRUSH直撃が濃厚となる。

復活演出
Pフィーバーマクロスフロンティア4
内部当選時に当落デバイスを入力しないと発生する「押さない裏ボタン」。御年3歳とワルキューレで一番「幼い」美雲・ギンヌメールが担当する。デバイスがV-コンだった場合はセリフも「一番引かないんだから」に変化する。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
リーチハズレ後に「SOS」出現から発生。ワルキューレの楽曲「恋!ハレイションTHE WAR」の歌詞をモチーフにしている。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
「おのれワルキューレ!」とワルキューレを追いかけまわしていたボーグが銀河のためにワルキューレを援護したシーンをモチーフにしたリザルト画面表示後の復活演出。ひそかにレイナのファンだったのかレイナドクロシャッター出現後は必ずボーグが登場してプレイヤーのピンチを救う。

デルタゾーン
Pフィーバーマクロスフロンティア4
空中騎士団撃破で大当りとなるモード。レバブル発生とワルキューレ役モノ完成が大当りのカギ。マクロスエリシオンの特殊リーチもあるぞ。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
「ワルキューレがとまらない」のMVをアニメに逆輸入したかのようなモード。メンバーの使用器具もMVと対応している。こちらもレバブルとワルキューレ役モノが最重要。いけないボーダーラインリーチもチャンスだ。

ワルキューレRUSH
Pフィーバーマクロスフロンティア4
1〜4回転目はマスを進みながら大当りを目指す。RUSH中の実質確率が約1/6.1であるにも関わらず信頼度わずか1.7%のワクチンライブリーチにガンガン発展するのは一見絶望的に思えるが、1変動2リーチで激アツになる法則を考慮するとその後さらにリーチがかかることを期待するための予告のようなリーチといえる。

Pフィーバーマクロスフロンティア4
最終変動+残保留4個を使った演出。通常時の信頼度では美雲>フレイアのケースが多かったが色的に混乱するからか、ここではフレイアが一番高信頼度になっている。

設定推測要素
Pフィーバーマクロスフロンティア4
他にワルキューレRUSH時過入賞によるメダルの色なども存在。ある程度の推測要素は明らかになっているものの、本機は設定1、4、6の3段階のため設定4は高設定に入るのかという問題や、高設定示唆系の出現率が不明である点もあり、あまり実用的なものは少ない。リザルト赤シャッターと朝イチクラゲ祭りくらいだろうか。

連チャン継続画面の13連以内ワルキューレ5人は保留連成立時のみ発生し高設定ほど出やすい。14連以降は毎回ワルキューレが出現するため無効となる。また、右打ち指示のワルキューレ5人は7図柄大当り時にも発生するがそれもおそらくは無効だろう。


※すべて独自調べ
(C)2015 BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT

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