スペック・ゲームフロー
CRF.超時空要塞マクロス 基本データ |
基本データ |
当選確率 |
1/318.1→1/31.8 |
賞球数 |
3&10&14 |
大当り出玉 |
約1410個(8C×15R)
約1510個(8C×16R) |
確率変動 |
突入率60% |
電チューサポート |
70回または次回当選まで |
タイプ |
確変ループ |
当選時の内訳(ヘソ電チュー共通) |
15R確変 |
48% |
16R確変 |
12% |
15R通常 |
40% |
当選確率は約1/318。現基準ではほぼ下限の当選確率だが当時は1/400のマックスタイプ全盛時だったので遊べるスペックだった印象が強い。確変割合は60%だが突確もないので連チャンすればしっかり出玉が取れた。時短回数を短めにして出玉に回すのは当時のトレンドだった。
当時のパチマガでは増刊の一冊本も出して大特集。全頁フルカラーのいい紙なのに580円って安ッ! この増刊の内容からパチンコマクロスシリーズの始祖、CR FEVER超時空要塞マクロスを振り返っていくぞ。
注目ギミック
2007年の「CRF.創聖のアクエリオン」で見せた合体変形の衝撃を超える、脅威の3段階変形。腕とガンポッド役モノと連動してガウォークに。液晶上部のファイター役モノが上半身に変形して盤面の足と融合することでバトロイドへと完全変形を遂げる。バトロイドまで変形すれば信頼度62%以上と、今と比べて控えめな信頼度が多かった当時としては高い数値を誇った。
今ではSANKYOの代名詞とも言えるV-コントローラーは本機が初搭載だった。液晶上で展開される爆発や衝撃に合わせてV-コントローラー奥から風が吹く「V-STORM」も搭載。京楽のAir-vibがお披露目となる2年も前の話である。どれだけ時代の先端を進んでいたかわかるだろう。
レバブルもあったが、この頃は予告というよりは液晶演出に合わせて振動するのがメインだった。だがボタン押し時やリーチ成立時、スーパー発展時など、バイブ発生で超激アツとなるタイミングあり。
主要予告アクション
この頃はまだ○大キーポイント的な概念は無く、当時の流れに沿って全体的な信頼度が低めになっている。メーカー柄などの激アツ予告でも某モンスターマシンの魚群予告が基準となったのか40〜50%程度なのが主流だった。
信頼度を記載した予告以外では00年代後半にSANKYOのメーカー柄だったサクラ柄の出現がカギ。演出フロー的にはアクエリオンとエヴァシリーズの良いトコ取りをしたようなイメージだ。
擬似連×2の信頼度は約16%だったが、これが本当に16%で当たる16%と評判だった記憶がある。
なお、予告でのサクラ柄は基本激アツ止まりだがリーチ中のサクラ柄は超激アツ。リーチ中にサクラ柄が出た変動で予告でもサクラ柄が出ていた場合は大当りだけでなく確変も濃厚となる。
バルキリー系リーチ
バルキリーの形態により期待度変化。リーチ導入直後の敵(リカード)を1機撃破でガウォーク、2機撃破でバトロイドへと変形する。撃破したのに変形しなかったり撃破しなかったのに変形したりといった法則崩れは超激アツ。
一条・マックス・柿崎リーチがハズレた後にドクロマークが描かれた戦闘機が通過すれば発展。信頼度71%の激アツリーチで、さらに大当り時は確変濃厚に!
バーミリオン小隊とゼントラーディ軍カムジンとの死闘。信頼度は約7%と低いがミリアの加勢が入ればマックスミリアリーチに発展する。
バーミリオン小隊リーチ中にミリアの加勢が入れば、期待度の高いマックスミリアリーチへ突入。発展後のチャンスアップは存在しないので純粋な35%の勝負だ。
ストーリーリーチ
ミンメイが歌う隙にフォッカーが敵陣に攻撃を仕掛け、最終的に脱出できれば大当り。楽曲が「愛・おぼえていますか」なら信頼度が約56%となる他、敵機からフォッカーに向けて放たれるミサイルの色が赤ならその時点で大当り濃厚となる。
「愛は流れる」をBGMにマクロスの捨て身の攻撃が炸裂する。スカル大隊以外のストーリーリーチはどちらも超激アツ!
最終決戦に向かう輝がミンメイに想いを告げる名シーンを用いたストーリーリーチ。こちらも超激アツだ!
マクロス主砲リーチ
マクロス主砲による一撃でブリタイ艦を撃破できれば大当り。ブリタイ艦のミサイル攻撃をマクロスがピンポイントバリアで防げればダブルラインのチャンスルートへと発展する。シングルの信頼度は約35%、ダブルなら45%だ。
バルキリーミッション
V-コントローラーを操作して大当りを狙う高信頼度リーチ。操作で当否が変わることはないが、上手ければ事前に敵機を撃破することもできる。
コントローラーを奥に倒すと自機は上に、手前に倒すと下に移動する。一般的なフライトシミュレーターとは逆になっている点に注意。また、素早くレバーを入力する際は一瞬ニュートラルを経由することを意識しよう。
プレミアム予告アクション
プレミアム出現時は種類問わず確変濃厚。アルバムステップアップ予告のプレミアムは全4種類あり、クローバーの有無や男女、ステップ飛ばしなどを問わずどの段階からも出現する可能性がある。
ウインドウ予告はセリフがいつもと異なれば超激アツ! 通常パターンを知らないとプレミアムと気づかないかもしれない。
背景変化時のシャッターは3種類。おなじみのSANKYOキャラやロゴの出現でプレミアムだ。
プレミアムとなる背景は2種類で出現率はデストロイドの方が低い。
ポスター予告では通常ミンメイしか出現しないが、他のキャラならプレミアムとなる。また、ミンメイが登場した場合でも通常の3パターンと異なるカットならプレミアムだ!
未沙やミリアの全画面カットインやマクロスが横切るパターンなどどれもインパクト極大! 巨大マグロは原作アニメを知る人ならニヤリとしてしまう演出だ。
図柄テンパイ時に発生するリーチラインが強パターンの2倍以上の太さに膨れ上がり爆発する。比較的出現率の高いプレミアムだ。
先読み予告のプレミアム。保留が4個貯まっているときの4個目に確変大当りがあり、他の先読み予告が発生していない状態からしか出現しない。必ず「3」からスタートし「0」でリーチに発展して大当りを直撃する。
ボタンプッシュでミンメイパネルを選択できればプレミアム。ミンメイリーチに発展して確変大当りとなる。
プレミアムリーチアクション
地球帰還全回転はTV版第27話「愛は流れる」を再現したプレミアム演出。地球へ帰還したマクロスの前に7図柄が揃い、バルキリーボーナス(16R確変)をもたらす。リーチ中のBGMは「マイ・ビューティフル・プレイス」だ。
ダイダロスアタックは警報予告、ボタン系演出、レーダー演出、ミサイル予告、未沙チャンス目の5か所で発生する突当り演出だ。
マックスとミリアが空中戦でデッドヒートを繰り広げるハイパーリーチは発展時点で大当りは必至。マックスが勝利すれば通常大当り、ミリアが勝利すれば確変大当りとなる。スタート時の背景の色や途中経過でミリアがガウォーク形態になる、最終段階でミリア機が反時計回りに回転するなどのチャンスアップがある。マックスが勝利してもラウンド昇格の可能性はあるぞ。
輝とミンメイの運命の出会いを描いたプレミアムリーチ。原作の映像が流れるぞ。逆に言えば本機のほぼすべての演出は描き起こしのアニメ映像となる。めちゃくちゃキレイだしSANKYO気合入りすぎでしょ……。脱帽です。
死亡フラグの代名詞のひとつでもある伝説のシーン。マクロスフロンティアではオズマの得意料理パインケーキとなって登場した。オズマはその他にもこれでもかと死亡フラグをたてていたが、すべて打ち破り結果的にオズマの強さを見せる演出となった。
連チャン継続画面
懐かしい3連チャンの画面から誰も見たことがなかったかも知れない50連チャンの画面まで一挙大公開。50連チャン到達は確変大当りの約1億1165万回に1回でまさに軌跡と呼ぶにふさわしい確率だ。なお、50連チャン目がラウンド後昇格だった場合はこの連チャン画面は表示されないのでそれを考慮したらさらに出現率は下がるだろう。
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