9月10日、東京・上野にあるマルホンショールームにて、CRAファインプレーSPの発表会が行われた。
本機は20年前に登場して以来、ハネモノファンの間で絶大な支持を得ている「ファインプレー」シリーズ最新作。安心感とドキドキ感を併せ持つ「進化形ハネモノ」として甦ったその魅力を、早速ここで紹介していこう。
※スワイプ操作することでスライドさせることができます。
[基本データ]
●賞球数
4&10
●ハネ開放
1チャッカー:0.38秒or1.30秒×1回
2チャッカー:0.48秒×2回
●大当り出玉
約872個(16R完走時)
●備考
初回V入賞が1R目
自力継続タイプ(最大16R)
両チャッカーに保留機能あり(1個)
[当選時の内訳]
HR(ホームラン)…33%
W(ツーベースヒット)…33%
S(シングルヒット)…34%
基本スペックは上記の通り。注目すべきは「自力継続タイプ」であるにも関わらず「当選時の内訳」がある点。実はここに進化形ハネモノの秘密が隠されている。
進化形ハネモノの秘密に迫る前に、大当りルートについて説明しておこう。
大当りの王道パターンは回転体ルート。ハネに拾われた玉が回転ドラムの「HIT」または「HOMERUN」と書かれた磁石にくっつけばチャンスとなり、上に持って行かれた玉がVゾーンに入れば大当りとなる。
Vゾーンは左右に微妙に動いているが、HITでも期待度30%、HOMERUNならほぼ大当り!
もうひとつの大当りパターンが直撃ルート経由。
こちらはハネに拾われた玉が一瞬だけ口を開く「スペシャルルート」に入ると発生。玉が役モノ上部の筒から落ちてきて、上からV入賞を狙う形となる。
こちらも回転体のHOMERUN同様、ほぼ大当りとなるぞ。
さて、進化形ハネモノの秘密について説明していこう。
実はその鍵を握っているのが、先述した直撃ルート。当選した図柄によって「大当り中の直撃ルートへの向かいやすさ(スペシャルルートの口が開く頻度)」が異なるのだ。S→W→HRの順で直撃ルートに向かいやすく、そのぶん継続期待度もUPするというわけ。
もちろん大当り中は、回転体ルートに行った玉でもV入賞→継続を狙える。磁石にくっついた玉がVゾーン手前で貯留され、1個でも貯留されれば継続に期待できるぞ。
大当り中のカウントは、役モノ上部にある「BSO」のボールカウントで表示。
その右にある2塁ベースとホームベースのランプは、それぞれ1チャッカー・2チャッカーの保留ありを報知している。
遊技モードは「クラシックモード」と「メジャーモード」の2種類から選択可能。前者は懐かしの初代電子音が、後者は新規搭載された野球らしい音声がプレイを盛り上げてくれる。
ホールへの導入は11月4日〜を予定。
自力継続の「ハラハラドキドキ感」とラウンド固定に近い「安定感」が融合した本機は、昨今のハネモノファンだけでなく、古き良き時代を知るプレイヤーにもオススメだ。