7日間に及ぶ実力チェックは終了。収支的にはマイナス1万7000円と、生活費を考慮するとかなり心許ない結果ではあるが、当初の目的である「状況を把握できるか」という部分に関して言えば問題ないと評価して良いレベル。ハイエナや高設定台の絞り込みなど、細かい部分ではまだ物足りない部分もあるが、及第点を与えて良いだろう。
特別試験官しのけん氏との面接でも、概ね問題なし、という評価を貰いひと安心。しかししのけん氏曰く「自分がこの旅打ちに挑戦しても、成功する自信はない。だから、平田君を含め最終選考に残った7人は自ら応募してきたのだから、相当自信があるんだろう、自分より技術が長けているのだろうと思っていた。しかし実際に話を聞いてみると正直このままでは苦しいのではないかと感じた」とのこと。それだけこの旅打ちが厳しく、ゴールのために求められる力量は大きい。そして、生半可な立ち回りではゴールできないのである。
出発まで、予定通り行けば1ヶ月足らず。完璧な立ち回り力を身に付けるにはあまりに短い時間ではあるが、いまだ誰も成し得ていないゴールに到達するためにも、できる限りの精進をしてもらいたいものである。
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特別試験官
しのけん氏の評価 |
自分がこれらの地域に抱いているイメージと大体同じなので、観察眼に関しては問題ないです。ただ、抽選頼みの立ち回りでは、結局クジ運の勝負になってしまうので、もう少し「運以外の部分での勝負」ができるような工夫が必要ですね。