どうもっ! パンダです。今回の徒然草特別編、テーマは「心温まる話」ですね。皆さまの心が温まるかどうか分かりませんが、読んでやってくださいな。
それはまだ平成になる前の話。自分がまだ小学校に入ったかどうかくらいの年です。その頃、朝起きると、枕元にチョコレートが置いてある事がよくありました。今考えると、恐らく父親がパチンコの余り玉で取って来た景品だったんじゃないかと思います。
そんなある日、とある夜にパンダのくせにタヌキ寝入りしていた俺は、父親がチョコレートを枕元に置いたのを確認。父親が出て行ったあと、自分の分のチョコレートのみならず、隣で寝ている兄の分のチョコレートも食べてしまいました。我ながら悪いガキパンダです。
次の日、朝起きるといきなり親に怒られてしまいました。どうやら、兄の分のチョコレートを食べたのが自分だとバレてしまったようです。子供ながらになぜ見抜かれたのか考えていると、親に「鏡の前に立ってみなさい!」と言われました。
鏡の前に立って自分の顔を見ると、そこには口の周りをチョコレートだらけにした自分の顔が映っていたのでした……。
今でもパチンコの余り玉でチョコレートをもらうと、その時の記憶がよみがえります。
(パンダ)
徒然草TOP