以前、すごい出来事がありました。話すと相当長いため、前編・後編と分けての更新とさせていただきます。

時は遡り、2年前。この日の事は未だに鮮明に覚えています。まだパチンコ、パチスロの事を詳しく知らずに、なんとなく楽しんでいる頃でした。当時は兵庫に住んでいたのですが、この日は気分を変えて大阪で打とうと思い、出かけました。座ったのはパチンコのMAXタイプ。座って数十回転で当たり、心の中でガッツポーズ。約一万発ほど獲得し、パーソナルのお店だったので、ICコインを持って台を移動しました。何を打つか迷いウロウロした後、座った2台目。そこでも数回転で見事に大当りをGET。こちらはあまり継続せず、約四千発程度で終了。持ち玉は約一万四千発に。

確変が終わったと同時に、私は背筋に冷や汗が滲み出始めました。持ち玉は間違いなく手元にある。しかし、この日は一万円札をサンドに入れ、わずか千円で大当りを得たので、九千円残っているはずなのです。なのに見ると、お金が入っていない。持ち玉は入ってるし、ありえないと思いました。

そこで、店員にお金が入っていないことを伝えると、お金が入ってるICコインは別口から出ますとの説明が。どうやら初めて来たこのホールでは「持ち玉のICコイン」と「お金の入っているICコイン」がそれぞれ別で出てきていたようです。私の中では2つ同じコインに入ってるのが当たり前だったので、そこでビックリ。慌てて打っていた1台目に戻るも、時すでに遅し。もう九千円の入ったICコインはなくなっていました。

パチンコ始めたての私にとっては、突然お金が盗まれたというショックが強すぎて…泣きながら店員の元へ。防犯カメラなどで確認してもらうも、ちょうど数分前に別の人に盗まれ精算されてしまっていたとの事。あまりの悲しさに、私はしばらくホールの休憩所で放心状態となってしまいました。今ぐらい経験があれば、仕方ないと割り切れるのですが、初心者だった私にとっては、大打撃となりました。

この後、私はどうなったのでしょうか。そのお話しは、後編で話したいと思います。それではまた次回お会いしましょう。

(nanami)