今週から導入となった新基準機『麻雀物語3』。ご存知の方も多いと思いますが、ざっくり言うと「1000円で今までの倍近くのゲーム数を回せるが、そのぶん初当たり確率が重い」という機械です。私個人の考えにはなりますが、今回はこの機械に関する「お店での使い方はどうしましょ?」というお話をしたいと思います。
とりあえず、本機は多く回せるぶん売上はダウン、そのぶん稼動はアップするでしょう。初当たりが重いとはいえ、売上に対する利益が下がりますので、割数で見ると高くはなります。となると、やはり「扱いは慎重に」なってしまいがちなのではないでしょうか。
しかし、初日のデータがあまりにもカラすぎると、お店的に「これじゃ稼働がつかなくてマズい!」という状況になります。そうなると、「さすがに甘く使う?」という考えに至るとは思うんですが、導入台数によってはなかなか勝負に出づらいんですよねぇ…。
なので、この機種で立ち回るのであれば、何日か様子を見てから行くのもありかなと思います。逆に、こういった「動きが未知数」の機種に初日から設定を入れるお店があれば、チャンスとも思いますね。
動きが未知数の機種の場合、頼りになるのはメーカー提供の数値だけなんですが、そんな時、調整者としては2つの意識が働きます。
●ブレるなら下にブレて欲しい(あまり出てほしくない)
●ブレるなら上にブレて欲しい(できれば出てほしい)
自店のデータが無い以上、どちらかに意識を置いて設定を決めます。もちろん大きいチェーン店などは本社からの指示等もありますので、全部が全部そうなるとは限りませんが…。
機種の知名度にもよりますが、動きが未知数の台が出た場合は「どちら寄りの使い方」をしているお店なのか見極めるチャンスと言えます。その辺を気にして見てみるのも良いかもしれませんね。
僕のお店ですか? そこは「僕の趣味」と「当月の利益状況」で決めております(笑)。それではまた次回!!
(コウちゃん)
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