「打ち手による技術差のつかない仕様へ」というコンセプトからか、最近は電サポ中止め打ち効果の低い機種が多くなってきた。
しかしそんな中、久しぶりに止め打ち効果バリバリの機種が登場した。その名は「CR絶狼」。Sansei牙狼シリーズのスピンオフとして絶賛稼働中の台だが、元からアマいスペックと、さらにそれをアマくできる玉増えがありオススメだ。
思えば、前述した「平等化」を目指す業界の意に反して、過去のヒット機種はどれも「技術介入のある仕様」が多い。海物語は盤面上部の狙えるワープ(現在はなくなり人気衰退)。初代花の慶次は弱め打ち(現在は効きようのないゲージ)。初代牙狼とAKBはVハズシ(AKBは健在)。どれも何かしらの技術介入があった。
これは推測の域を出ないが、絶狼は「あえて」あの電サポ仕様にしたのだと思う。「平等な仕様がホールと客に喜ばれる」……これが間違いだと気付いたのだろう。
(和泉純)
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