―某日
編集部から連絡がきた。

「ゴッド一週間縛りなんてどう?」と相談されたので、荒い機種が好きでゴッドも打ってそうなjinが適任だと返信した。
すると、どうやら編集部的にも自分とは同じ考えですでにjinにはオファーをしていた模様。jinが難色を示したので自分に話がきたというワケだ。
jinの気持ちはわかる。4月20日に導入されて以来、ホールのグラフは軒並み散々なもので勝機すら見当たらない。特に都内に関しては、かなりキツくて設定が入ってないかつ座れないという絶望的な状況。
普通に考えて、そんな機種で1週間縛り実戦は狂気の沙汰。オッケーする方がおかしいだろう。
自分もjinと同じ見解だ。いまの都内の状況だとどう考えても勝てない。
ただ前回のカバネリ1週間縛りをやって思ったことがある。
いざやるとなれば、勝つために試行錯誤し、台と向き合いどうにかして良い記事にしようと努力する。縛りの経験は大きな糧になるのだ。
正直、やりたい気持ちはある。
さらにゴッドは初打ちのときから、かなり喰えそうな感覚があった。内部システムも気になるし、経験さえ重ねれば他を出し抜ける。そんな機種の匂いがプンプンする。
やるか、やれるのかおれは……。
そんな考えが頭をよぎる。しかしながら、自分の行動範囲で打つのはどう考えても厳しい。
そうか。ゴッドに設定が入っている地域に行けばいいのか。
サイトセブンを開いてゴッドの大量導入店のデータを確認する。都内とは違って、朝の競争率はそこまで高くなさそう。それでいて高設定っぽい履歴も確認できる。ハイエナも考えれば、どうにかなるのではないか。
旅打ち人としての血が騒ぐ。
これもう1週間縛りのために行っちまうか。その勢いのまま編集部に連絡する。
「遠征してゴッド1週間縛りやってきますわ」

スロマガくんも優しくなったもので遠征費の心配をしてくれた。
当たり前にそこはもらおうと思ってない。
おれはおれの意思で勝手に遠征してゴッド1週間縛りをやるのだ。

日程を決めてホテルを予約する。新幹線の値段を調べてトータルの経費を算出。だいたい10万円くらいか。
当然ながら負けたらかなりの赤字になる。しかも、相手は辛いと噂されるゴッド軌跡。
記事にするためにも打たないという選択肢はないだろう。1週間で4万G以上は叩きたい。
タコ負けで笑い話になるか、大勝でドヤ稼働になるか。どちらにせよ、面白くなればそれでいい。
誰もこんな馬鹿げたことはやらないのだから。

では、新幹線に乗っていざ出発。
スマスロ ミリオンゴッド-神々の軌跡-勝負!!