皆さん、こんにちは。ジェイさん@発信する遊技機ブランドプロデューサーです。
最近、SNSでパチンコ・パチスロの貸玉料金引き上げが話題になっています。この話を聞いて、多くの方は5スロと20スロのような関係を想像するのではないでしょうか。貸玉料金が引き上げられ、今ある20スロをそのまま100スロとして遊ぶ世界です。
しかし、実はそんな単純な話ではありません。今回は極端な例として、20円パチンコ・100円スロットが登場したらどうなるのかを、開発者目線で考えてみます。

5円スロットは、現在の貸メダル料金の上限である20円より低いレートで営業するものです。機械の性能はそのままで、メダル1枚の価値だけが下がります。
一方、100円スロットは現在の上限そのものを5倍にする話です。SNSで話題になっているのは、遊技料金を定める風営適正化法施行規則第36条の改定について。現在はパチンコが玉1個4円、パチスロがメダル1枚20円を基準の上限としています。
ただし、この第36条だけを変えても、今の機械をそのまま高レート化できるわけではありません。同じ施行規則の第8条には、パチンコでは1分間400円相当、パチスロでは1分間おおむね400円相当を超えて遊技できる性能を規制する基準があります。
現在の4円パチンコなら、1分間に4円×100発で400円です。ところが1玉20円なら、同じ毎分100発で2,000円。第8条を変えない、つまり400円上限のままなら、単純換算では毎分20発、約3秒に1発のパチンコになります。
100円スロットも、400円相当はわずか4枚です。3枚掛けなら1ゲーム300円なので、現在の4.1秒ウェイトかつ3枚掛けのスマスロをそのまま使う発想では整合しにくくなります。
パチスロの多くの機種で見かける「リプレイ確率 約1/7.3」も、実はこの規則と関係しています。
