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パチマガスロマガ
永浪のパチプロ最終出口

28番出口:ハネモノの秋

秋を彩るアナログ機たち
食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋。暑さが和らぐ秋に人は行動的になるのだろうか? 秋には様々な連帯修飾が付く。

今年のパチンコで言えば、ここはやはり「ハネモノの秋」だろう。この秋には2つのメーカーから新台が出る。そしてSANKYOの『KUGITAMA プロジェクト』もそのベールを脱ぎ始めた。スマパチなども色々出るのかも知れないが、その辺は他の方のコラムを読んで頂きたい。

『KUGITAMA プロジェクト』の新規遊技機開発・提供は来年の秋を予定している様なので、来年も「ハネモノの秋」が訪れるのを楽しみに待つことにしてこれはひとまず置いておく。眠れない秋の夜長に普段はあまり観ない2機種の新台動画を観たので、それについての期待と感想をすこしだけ。

まずは10月後半に登板予定の「Pはねものファインプレー」から。これは何度もリメイクされているマルホンのハネモノの看板機種だ。シリーズ化と言いたくなるくらいリメイク回数を重ねているが、前作からは10年以上経ってしまっている。

縦型ドラムの磁石にくっ付いてVを狙うというヤクモノの基本は同じだが、パッと見で大きな変更点がある。そう、ヤクモノにバットが加わったのだ。それに伴い以前までのシリーズであった縦型ドラム手前の開閉式床の様な作りは無くなって、バットまでの玉の流れも新しく作られた。

動画を見る限り、これは非常にファミスタを意識したヤクモノに見える。ファインプレーと言えばの縦型ドラムは健在だったが、同じ回転体に確率の違うSPを同居させたあたりも似た印象を受けた。

すこし思うところもあるが細かいことは言うまい。あのビッグネームが帰って来たのだ。ファミスタと被るところもあるかも知れないが、広い目線で共闘して盛り上げていって欲しい。そして人気が出て増販するところまで同じ道を辿ってもらいたいものだ。

次に「PA GoGo富士山」。これは11月の頭くらいに出てくる予定らしい。GoGoピラミッドの系譜で、出玉をスケールダウンさせてハネモノとして出てくる。最近のA-gonからリメイクとして出てくる機種はこのパターンが続いている。

元々GoGoピラミッドは三角錐の辺を正面から見た形を二次元で表現すればこうなるという四角形だった。富士山は微妙に違うと思うのだが、しかし細かいツッコミは要らないだろう。イメージが大切なのだ。

四角形も小さくなってすこしは当りやすいゲージ構成になっているのだろう。しかし動画を見ているとそれでもまだすこし厳しそうと感じてしまうのたが、あとは店次第ということか。期待はしたいと思う。


釘の面白さとは
そんなわけで…というかいつものことではあるが、今回の実戦も釘と玉の動きが面白いハネモノだ。ハネモノが面白い遊技という点はもちろん同意するが、やはり一番面白いのは身も蓋も無いことを言ってしまえば高期待値の台ということになってしまう。しかし高期待値の台というのもヒラ打ちに限れば釘の面白さだと言えるのではないだろうか?今回はすこしだけそんな感じだった。

朝の抽選から並ぶのはいつものことだけれど、今日はイベント日なのですこしだけ期待していた。ハネモノがイベント日に良くなることはそんなに多くは無い。しかし流れ的になんとなく期待出来そうな気がしていた。しょっちゅう予想を外しているしハネモノのジグマに予想は必要無いとすら思っていたりもするが、それでも密かに予想を立てて内心でワクワクしてしまうのはパチンコ打ちの性なのだろう。

入店してハネモノコーナーを見てみると、本当に珍しいことだが今日は予想が見事に当たる。トキオに4台、釘良化台有り。しかしことごとく良化は薄目で、さらにネカセ変更は無し。是非モノで打ちたいという台は無い。

しばし悩んで、4台の中から半分消去法みたいな選び方で1台を選択した。ストロークを合わせながら見るともなくハネ周辺の釘を眺めていると、うっすらと違和感を覚える。ふと拾い周辺の釘をちゃんと見ていないことを思い出して正面から見てみると、なんと風車周りが良化されているではないか!?

拾い周辺はあまり動くことが無いので、思い返せば今朝も油断していたのかほとんどチェックした記憶がない。慌てて他の台もチェックし直す。はっきりと覚えているのは今自分で押さえている台。あと2台ももしかしたらすこし良化しているかもしれないが、その上で選ぶならばこれは消去法ではなくはっきりと今押さえている台だ。結果オーライということで移動せずに続行した。

経緯は下の詳細データを見て貰いたい。この台は拾い周辺がずっと据えられていて(と思っていて)、日々のムラはあれどだいたい43%くらいと見立てていた。今日1日だけではなんとも言えないが、今日の拾い(48.9%)で1/22.6を仮にそのまま拾い43%で当てはめると1/25.6となる。拾い6ポイント弱の良化で当り確率がこのくらい上がることになる。

振り分け負けを平均化させると期待出玉は10300個強。多分すこし当り過ぎだと思っているので、このままの数値では取らぬ狸の皮算用になってしまう可能性が高い。しかしそれでも最近にしては十分な台に座ることが出来たと思っている。鳴きの弱目な良化だけではなく、拾いまで良化したからこその釘の威力だろう。釘の楽しさを満喫出来た1日だった。

十分な台と言いつつすこし稼働が短いのは、夜に火急の用事が出来た為にすこしだけ早上がりしたから。おそらく稼働時間は9時間半強くらいか。レアかもしれないが、ハネモノが流行ればこういう調整も今よりは出てくるはず……だろう。


2500個毎の打ち込み累積データ
(計25000個打ち込み)
鳴き/拾い/タワー抜け/当り(戻り系.速い系.SP)


@147/67/8/7(4.1.2)
A305/142/14/14(8.3.3)
B449/212/24/21(11.5.5)
C605/303/33/27(12.8.7)
D740/368/39/34(15.11.8)

E885/443/45/39(16.12.11)
F1021/514/49/46(17.17.12)
G1140/571/53/52(20.19.13)
H1261/620/61/57(21.19.17)
I1401/685/66/62(23.22.17)


実戦台 Pニュートキオ ハカマタイプ(28玉交換)
総鳴き数1401回
拾い685個
1000円あたりの鳴き14.0回
拾い率48.9%
大当り62回(3R×24 5R×21 10R×17)
大当り確率1/22.6
投資500個
獲得玉数7790個
収支+7290個
※1R当りの出玉:115個

(C)SANKYO

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