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第41辛 来店バブルはどうなった?

2000人の演者がいる

2024年3月のぱちんこ宣伝広告ガイドライン(第2版)発表以来、カンブリア大爆発の如く無軌道に増えまくった「量産型演者」は、一説によるとその数2000人を超えるとか。

しっかり集計された数字ではないとはいえ、実態としては確かにそんなもんかもなぁと思いつつ、こういうのは速度を上げつつ指数関数的に増えていくモンなので、「近いうちにパチンコホールの数より多くなるかもね」なんて冗談もありました。

筆者なんかもつい1ヶ月くらい前に田舎の方のホールに立ち寄った時、スティッチ(だと思う)の着ぐるみ着た女がアイコス吸いながらガラガラのシマでつまんなそうにスマスロを打ってるのを見て「いよいよ来るところまで来てんなぁ」と思ったもんですが、筆者よりもっといろんなパチ屋に足を伸ばしてるユーザーの方なんかは、そういう「終わってんな」感をより強く持っておられることでしょう。

そんなあなたに朗報(?)です。

はい、演者バブル、どうやら終わりかけてるとのこと。

ソースは特にありません。が、今年に入って関係者からそういう話を聞く機会が立て続けにあったのでそういう風にポストしたらフルスロさんにまとめていただけ、それについても特に世の反発みたいなのはなかったんで、ホントに終わりかけてるってことなのでしょう。

こういうのは大局的な流れで「そうなる」ものでして、どっかのタイミングで「はいここで終わり」とかは無い場合もありますからね。

もっと時間がたてばガイドラインの変更等で明確にスパンと「はいここまで」ってなる可能性もありますが、とりあえず世の雰囲気的にはもう2026年1月の今の段階で「終わってる」あるいは「終わりかけてる」感じらしいぞというのは、後の世の研究者のためにも記しておきたいと思います。

というわけで量産型演者バブル終焉記念として、今回のバブルがどんな感じだったのかを、時系列で振り返ってみましょう。

まずバブルの定義なんですが、ここでは「ブームに乗って本来なら落ちてくるワケないところにカネが落ちてくる」状態を指します。

んで「落ちてくるワケないところ」を「量産型演者」および「量産型代理店」とします。

要は「なんでコイツが呼ばれて金もらってんだよ」とみなさんが思うような人が実際に店に呼ばれてしまう状態そのものを「量産型来店バブル」と呼称しますゆえご承知を。バブル前からやってる著名人はここに含みませんし、そういう人はボーナスステージが終わって通常ステージに戻るだけなんで大丈夫です。

さて、バブル時代の幕開けですが、このトリガーとなったのはガイドライン2版の発表(2024年3月)でした。

実はその前から来店の案件自体は増えてたんですけど、一応「店とは関係なくやってる」というのが建前で「大手を振って堂々とやるもんじゃない」というのが筆者を含めた大多数の認識だったと思います。

要は風向きが変わるとスッとなくなる系の仕事っだったんで、独立したり脱サラしてまでやることじゃなかったんですね。「会社ヤメてYouTuberになる!」みたいなのは一杯いましたけども「演者活動やります」みたいなのがニョキニョキ出てきたのはこのあとの話。

んでこれを読んで「なんで第2版なんだよ」と思う人がいるかもしれませんが、これタイミング的には結構大事で、要は初版は「ステマ規制」へのフォローアップが、一応はなされているとはいえ充分ではなかったんですね(ステマ規制法の施行前だし)。

これを理解するには量産型演者バブル前が「空前の晒屋ブーム」だったことを解説せねばなりません。が、そこまで手を広げると超長くなるのでざっくり「2023年にステマが法律で禁止になった」とだけ覚えておいてください。

禁止になったんなら晒屋と同時に来店演者も終わるやろと思うかもしれませんが、そこが今回のバブルのミソで、つまり第三者広告に「PR」ってつけなさいとなったのであれば来店マンのポストもPRをつければ堂々とやっていいことになるし、実際に警察庁もゴーサインを出します(ガイドラインは警察庁とホール団体が協議して作ってるからね)。

要はこのタイミングで実質的には店が情報を自分で流してる(と考えられる)晒屋は風営法的にNG、来店マンは第三者が自分の目で確認して打つ広告なんでPRをつけさえすればOKという風にしっかり区分けされたわけですな。

したがってこれを機に晒屋は激減(まだいるけど)、そのぶんホールの広告予算が集中投入されるようになったのが「来店演者」でした。これがステマ規制後に発表された第2版がもたらしたことですね。

で、ここから何が起きたかというと、はいご存知「猛烈な演者不足」でした。

最初はAIがすげー活躍してましたけど、やっぱ生身の人間、それも出来れば若い女子が良いだろうということで日ごとに「パチスロ女子」とか「コスプレイヤー」とか、あるいはもう全然関係ない「ただの女子」が続々参入。これがいわゆる「量産型演者」と呼ばれるようになったのでした。

冒頭で「2000人の演者がいる」と書きましたが、その大半はコレですな。

で、この人たちと、それにぶら下がってる「それで食えるわけ無い人」が食えてる状態が約2年ほど続きますが、この間に「演者」というのは「仕事をヤメてでもやるべき超ラクな稼げる仕事」として認識されるようになり、逆に「YouTuberになりたい」という声は激減。「演者活動に本気で取り組むために会社をヤメますので応援してね」的なクソ決意文がXで飛び交うことになります。アホじゃ。

というわけで2025年はその「量産型演者ブーム」の最盛期となるわけですが、しかし、無知とは罪なもの。実は演者不足は2025年7月には実質的には解消しちゃいます。

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