10月下旬、YouTuberヒカル氏が突如パチンコ取材広告への参加表明をした事が大きな話題となり、いろいろと物議を醸しています。
で、そっちはあんまり語ることはないというかルール上認められてるんだからそりゃそうなるわなとしか思わないんですが、ちょっと気になったのが色々飛び火した先の話。
この問題(?)は話題が多岐に渡ってていろんなところに火の粉が飛んではそれぞれボヤを起しててなかなか興味深かったんですけど、そのなかのひとつに「パチ屋よばわりの是非問題」というのがありました。
SNSに全く興味がない人のために概要をざっくりアレすると、要はヒカル氏といっしょにやっていきますみたいな事を表明した演者さんがパチンコホールの事を「パチ屋」と表現したのについて「ン?」と思った人がおり、そこから「演者はホールをなんと呼べば良いのか」みたいな話に広がった感じです。
これについてぐうの音も出ない正論は「遊技場」なんですけど、そんな言い方してる人はあんまりいないと思うので、燃えたくなかったら「ホール」あるいは「パーラー」などが安牌になるんじゃないかと思われ。
ただ「パチ屋」が一律ダメかというとそんなこともないかなと筆者は思っています。
自らを「パチ屋です」と紹介するホール関係者も死ぬほど一杯いますし実際に見てきました。
なので別にこれが賤称(せんしょう:相手をさげすむ呼び方)だとも筆者には感じられない。
オトナなんだからせめて「さん」をつけるくらいの配慮があって然るべきだったナァとは思いますけども、別に知らない演者さんが「パチ屋いってきます」といったところで「そういうキャラなんだろうな」としか思いません。
じゃなんで今回こんなに燃えたかというと、これはもう完全に「外様がいきなりデカい態度でパチ屋呼ばわりしてやがる」みたいな感じの嫌悪感を唆るんですよね。
問題の本質としては「パチ屋よばわりの是非」にあるんじゃなくて、やっぱ「俺達のシマを有名人が荒らしに来たと思ったら謙虚さの欠片もねぇ」みたいな見られ方そのものにあるんですね。
なのでパチ屋呼ばわりじゃなくても、この方は何か失敗した瞬間に遅かれ早かれ絶対1回は燃えてたと思いますし、これはもう新参の通過儀礼みたいなもんなんですよ。
例えばですが、筆者はパチ7というメディアでも仕事してるんですが、そこで最初「自由帳」というフリーテーマのコラムを書いた時に、ちょっと先輩たちにオレのこと印象づけたろと思ってドエロい事を書いてズドンと投下したんですね。
そしたらフルボッコですよ。ブログでやれみたいな大正解のコメントがいっぱい来ました。