佐々木 真
5号機以降のRT⑦
RT状態の書き換え条件
今回は、より実践的な内規の話に移りたいと思います。遊技機規則にはいろいろ書かれていましたが、RTは大きく4つに分類できます。
①ボーナス後に突入する規定ゲーム数ありのRT
②ボーナス後に突入する規定ゲーム数なしのRT
③特定出目で突入する規定ゲーム数ありのRT
④特定出目で突入する規定ゲーム数なしのRT
突入契機としては、ボーナス後か特定出目か。継続ゲーム数が決められている(ゲーム数固定)か、決められていないか(ゲーム数不定)。これを掛け合わせて4パターンがメインとなってきます。
この4つのどの状態でも、普段ならRTに突入する特定出目が出ることもありますよね。その時にどうなるか…です。こういった細かいことは遊技機規則に書かれていないので、読んだわけではありませんが、内規によって処理されているかと思います。
まず①と②。ボーナス後を契機としたRTの場合。この間に特定出目が停止した場合は、必ず特定出目契機のRTに書き換える必要があります。
5号機「リングにかけろ1」のようなリプパン方式が、その最たる例。青チェリーが盤面に表示されると必ず「RTを0G」に書き換えます。
マイナーな例ですが、「小麦ちゃんマジカルて」のチャンス目は、RTが2Gでした。ボーナス後60GのRTが2Gに書き換えられないようチャンス目が出ない逆押し1枚役狙いが推奨されていたのです。
次に③。
出目契機のゲーム数固定RTです。この間は、途中で特定出目が停止しても、RTを書き換えることはありません。その代表が5号機「パチスロ交響詩篇エウレカセブン」のコーラリアンモード。…