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徒然草

佐々木 真

低交換率のメリット

ベテランは低交換率と言いがち



「(客が来ないなら)低交換率にしてみては?」

これは、多くのベテランスロッターが考えることかもしれません。まーた始まったと思う若い方も多いでしょう(笑)。どちらの反応も正しいと思いますし、そのような提案はあって然るべきだと思っています。

ベテランスロッターが低交換率を推すのは、その時代が盛り上がっていたように見えるから。おそらく、その人がパチスロにハマった時の光景を思い出してのことでしょう。

パチンコホールの最盛期は、1995年頃で1万8000軒以上(現在は7000軒台)もありました。その時に中心となっていたのが低交換率(主に6〜8枚交換)の営業形態でした。それも重なって低交換率のほうが盛り上がるじゃないか、と思いこんでしまうのです。

そこから4号機の出玉性能はアップし、ホール経営も整備されて等価交換化が進みました。2003年以降のいわゆる北斗世代は、ほぼ等価交換(その後の高価交換を含む)でしか打ったことがないくらいでしょう。低交換率という発想がまったくないとも言えます。だからこそ、昔を知るベテランが低交換率の良さを説くのは大事なこととも思います。若い世代は見たことがないので。

ということで、まずは低交換率のメリットから。

まずはホールが利益を出しやすいこと。交換差額があるのですから、現金投資をする人が増えれば、それだけホールは潤うことになります。ここから派生して(打ってもらえるように)高設定台も増えます。流して現金投資をする人が減って、朝からタコ粘る人が続出します。ドル箱などの見せ玉効果もアップします。

それだけではありません。長い時間をホールで過ごすことになります。すると、刺激的な機種が出た場合、その出玉の目撃者ともなり得ます。羽根モノからセブン機へ。パチンコからパチスロへ。私もそうやって打つ機種が増えていきました。…

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