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徒然草

永浪

数値のとり方

アナログは数字で切り刻め


今はエンジョイ勢でも、一般的に言えば昔よりは回転率を把握している人が増えた。パチンコ打ちが言うこの場合の回転率とは1000円当りのスタート入賞個数のことである。

しかし打ち込みが足りない状況でも回転率を決めてしまうことが一般的だと思う。例えばエヴァを10000円打って200回転回れば、回転率は20/1kと決めてしまうという感じだ。もう少し言えば分母に当たる打ち込み金額が曖昧なまま、回転率の話をするというのが普通なのだと思う。

しかしヘソ入賞の確率にはムラというものがあって、いわゆる正体の見極めに必要な分母というものは機種によって数値的に少しずつ違う。回りムラを超えて確実性を持たせるにはどの程度の分母が必要になるのか?

だが一般的なパチンコファンはそこまで暇を持て余してはいない。なのでそこら辺の数値を明確化することが、僕のようなライターのひとつの仕事という面もある。たまにしかやってはいないが、そういうものだと思って実戦データなどは取るようにしていた。

デジパチだったとはしてもアナログ部分の方にフォーカスを当てて数字で刻んでいく。面倒くさいなあとは思っても、「アナログは数字で切り刻め」と自分を奮起させて。

しかしこれは時間を持て余した人間がやみくもに数値を取るやり方とも言える。まあそれはそれで価値が無いとは思わないけれど、数値化という割りには方法論がずいぶんとアナログ的ではあったりもする。


ムラ分布の数値化


しかし最近感心してしまう話を聞いた。半年くらい前からホールで話すようになった顔見知りの数値のとり方が、僕のはるか上を行っていた。彼はなんでもかんでも確率的に数値化してしまうのだ。

例えばエヴァで10000円打ち込んで200回転回るとする。その場合、この台が18/1kになる確率、19/1kになる確率、20/1kになる確率、21/1kになる確率、22/1kになる確率。今は表計算アプリなどがあるので、扱えるのならばすぐに数値は出てくる。

このサイトでも…

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