毛玉3号
遊タイムってなぁに?
パチンコどころじゃねンだわ
ど～も～。“空、きれい……”毛玉3号で～す。パチンコを打つ気にもならないんですががが★ 僕の精神状態に関わらずやってくる徒然草、今回は「遊タイム」について語りたいと思いま～す。
パチンカーの宿願でもあった通常時のハマリに対する救済措置が遂に実装されることに! 改正された内規内容は以下の通り。
時短の作動回数の撤廃
時短の作動契機の追加
リミッター回数の上限値が条件付きで2つ設定可能
時短の上限回数と作動契機が変更されたのが、今回の内規改正の目玉とも言えるでしょう。
改正された内容について
時短の作動契機の追加により、大当り終了後以外からも時短が作動する仕様に。さらに今までの時短上限回数である100回転も撤廃! 改正内容の詳細は以下の通り。
①規定回転数到達で発動する時短
・大当り確率（低確率）の分母の2.5～3.0倍で作動
・時短回数は大当り確率（低確率）の3.8倍まで
・設定により、その時短回数が変動してはいけない
②大当り以外を突入契機とする時短
・時短作動図柄当選で作動
・時短回数は大当り確率（低確率）の3.8倍まで
・設定により、時短図柄当選率が変動してはならない
③大当り終了後の時短回数
・制限なし
①は例えば、初当り確率が1/199の機種の場合やと、498～597回転ハマると最大756回転の時短（遊タイム）を付けることが可能に。
設定機種の場合は、すべての設定における初当り確率の分母の2.5倍以上3倍以下ハマると最も低い初当り確率の3.8倍までの時短（遊タイム）を付けられます。
②は時短作動図柄（大当りとは別抽選）当選で、初当り確率の3.8倍までの時短を付けることが可能に。設定機種の場合は、最も低い初当り確率の3.8倍までの時短を付けられます。時短作動図柄確率は設定に関係なく一律。
③は従来通り、通常大当り後の時短のこと。今回「遊タイム」と表現されるのは、ハマリ後に作動される時短（①）を指すようです。
遊タイムの注意点
時短作動条件であるハマリ回転数のリセットは、大当りorRAMクリア。メーカーがその気になればRAMクリアでもリセットされない機種が作れるそうですが、現実的に考えてほぼ出回らないでしょう。
「大当りでリセットされること」と「低確率での回転数であること」を考慮すると、大当り後の回転数は注意が必要。例えば、500回転ハマリで遊タイムが作動する機種の場合。
大当り後の時短が100回転の確変ループタイプだった場合、データ表示上では500回転から遊タイムが作動しますが、仮に大当り後にST100回転＋時短100回転のSTタイプだった場合、データ表示上では600回転から遊タイムが作動します。
遊タイム狙いをする場合は、各機種の詳細情報を事前に頭に入れておく必要がありますね。また、大当りせずに遊タイムを抜ける可能性があることもお忘れなく。
時短の他にも、リミッター機能も改正されました。◯回リミット機は今までもありましたが、そのリミット回数が2種類付けられるとのこと。こちらもゲーム性の幅が広がりそうで期待が持てます。
早ければゴールデン・ウィーク前にも市場に登場するであろう遊タイム機種。ハマリの救済措置が付くのは嬉しいものの、スペック面では多少の割を喰らうと思われます。
もちろん、すべての機種に遊タイム搭載が義務付けられている訳ではありませんが、業界の起爆剤となることを祈りましょう。
