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永浪のパチプロ最終出口

1番出口:徒然稼働日記

月一の特定日から


フリーの方でも何度か書いたが、最近はそこそこにアクセスの良い、ハネモノが充実しているホールから始めることが日常となっている。こう書くとジグマになったように思われるかもしれない。だが良くも悪くも実際はちょっと違う。

たしかに朝一はだいたいその店の抽選入場から始めているのだが、夜まで打ち切る日は月にあっても10日程度。数時間打って移動することも多々ある。あとは微妙と感じたり気分が乗らなかったりしたら明るいうちから呑み始めたりすることもある。

さらに言えば朝一で入店しても、2〜3割くらいの割合で釘とネカセだけを見たら打たずに移動している。いつ良くなるのかはいくら予想しても当たらないので、とりあえず朝から行っているということだ。

移動したってだいたいはハズレなのだが、そうやって見回っているうちにたまにはアタリを見つけることもある。今日はそうやって移動した先で見つけた、アタリ店(のはず)の月一イベントから始めてみることにしてみた。

抽選から行ってみたのだが番号は92番。真ん中よりやや後ろの番号か。でも、まあいい。ここはハネモノがあるのだが、イベントの日に開けたりすることがある。しかも開けるときはポツポツと何台か開けるという感じではなく、シマの一律開け。こういう店は珍しい。

ただし毎回ハネモノまで開けたりしているわけではない。ハネモノを開けるのは2回に1回くらいか。そしてちゃんと稼働出来るレベルまで開けるのは更にその1/2みたいな感じ。そこまで行って始めて座れるという程度だ。ラッキートリガーを引けないと座れないみたいな感じか。

ちなみに他のデジパチもそんな感じだ。たとえばエヴァだとワープとヘソの2つを開けて、初めて優秀台になるという感じ。22〜23/1000円の台を2回、このイベントで打ったことがある。ヘソだけ、ワープだけの開けだとちょっと厳しそうに思える。

頭の中で立ち回るルートを整理しながら入店。まずはハネモノのシマへ向かう。この店は滅多にネカセをいじらないので釘の勝負。ヤクモノ1番手と思われるトキオには先客有り。なのでヤクモノ2番手と思われるトキオの釘を見る。

むむ……これは!?

はっきり言ってしまえば開けたけれどもたいしたことはない幅。チラッと隣の台を見ても似たような感じ。しかし右開けではある。

ちなみにこの店の開店時は入場カードを台に置いた上で着席もしていないとすぐに台を空けられてしまう。なので他のデジパチを見たいならば一旦その台とお別れしなければならない。デジパチを見回ってから戻ってきたときにこの台が空き台のままになっている可能性はそれなりに低いだろう。

そう言えば今日は休日だった。ハネモノがこれではデジパチだって知れているのではないだろうか? 今日は店全体で休日にしては一応開けたよ、という感じなのではないのだろうか?

そんなことを頭の中ではグルグルと考えているのだが体は動かない。というか動けない。僕のタチなのだろうが、デジパチで台を押さえ損なうよりも、ハネモノで押さえ損なう方が嫌な気分になる。デジパチはまだどこか、他人の仕事場みたいに思っているところがあるのだろう。今回のハネモノ、安め狙いならばなんとかなるだろうと思い込むことにした。

そんな訳で結局トキオを打ち始める。開店10分ほどして入場カードを店員が回収したタイミングでデジパチを見回るも、やはり全体的にかなり弱い。エヴァのシマだけ埋まっていて見れなかったのだが、僕からしたらもはや遠くのお祭り。問題は自分のトキオが(ギリギリで)足りるかどうか。

すぐに当たって持ち玉になるが、ものの30分で座っているのが苦痛になってくるような鳴かなさだ。この台は拾いもヤクモノも、普段打っている店のトキオよりも良い。しかしこの鳴きは……。多分少しは上向いてくると思うが、10/1000円を切っているような状態が2000発くらい続くと気分は修行のようだ。早くもどのくらいの打ち込みでやめようかの算段を立て始める。

やはりギリギリ線なんて狙ってはいけないのだ。
はっきり良いと思えないならば、打たなければ良いだけなのだ。酒でも呑んでいる方がマシだ。ヤメヤメ!

実戦台@ニュートキオハカマタイプA番台
打ち込み3625個(14500円分)
鳴き(スタート)160
拾い81
当り6
収支-145個

とは言うものの打ち込み個数を見ればおわかりになると思うが、まだ時刻は正午前。これではさすがにコラムとして成立しないだろうし、酒を始めてしまうのもどうだろう……仕方ない、移動するか。

いつもの店へ出戻り


しかし移動するにもあいにく今日は休日なのだ。そんな日に新たな開けを探しに行く気力は持ち合わせてはいない。結局はいつもの店へ向かうことにした。

20分後に入店してみると、ガラガラのシマで顔見知りが2人打っている。アテの無い中から絞り出して座っているのだろうな、とシンパシーを感じて(おだて)ブタを打っている1人に話しかけてみる。すると全然そんなことはなかった。ちゃんと開けて、ちゃんと鳴いているらしい。

親切に席を立って釘を見せてくれた。見てみるとちゃんと開けていた。そんなバカな……。先週は1週間マトモな「開け」を作らなかった。いつになったら動きがあるのかまるで読めなかった。状況を読んでもだいたい外すので、とりあえずほぼ毎日、朝一だけは見に行っていた。それがまさか今日だったとは!?

ブタが狂ったように鳴いている……こう書くとなんだか物哀しい情景が頭に浮かぶが、実際哀れなのは僕の方だ。だがそういう店なのだ。ハネモノというものも基本的にそういうモノなのだ。嘆いてみても仕方がない。端から台をチェックしてみた。…

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