第19辛 勝手に「#PR」する人の話
色んな事ができちゃうよね
つい先日、SNS上では「勝手にお店のPRをする人」が話題になりました。
と、これだけでは何のこっちゃわからんかもしれませんが、事象としてはホントにそのまんまの意味で、要は自分でお店に行ってお客さんとして稼働した報告を「#PR」を付けてやってる人がいたと、ただそれだけの話です。
今回話題になった人のケースはあんまり悪意がなさそうな感じがするので個別にどうこうは言いませんが、一昨年の夏くらいから盛んに勉強会が開催されたりしてた、各業界の「ステマ規制」対応問題のなかで、こういったケースというのは実は想定されまくっておりました。
つまり、ステマ規制の対策として「#PR」を付けるべしとするのならば、それを逆手に取って店舗に嫌がらせをしようと思えば簡単にできちゃうよねという話です。
繰り返しますが今回のケースではそういった意図は多分ないと思いますし、どっちかというと演者好きが高じた人がその真似をしてるだけ、かつ、あわよくばそれが仕事になれば嬉しいなぁくらいのノリに見えます(それはそれで問題だけど)。
が、もうちょっと悪意を持ってやれば、色んな事ができちゃうよねと、そんな感じです。
ステマ規制というのは、これは景品表示法の話なので別にパチ業界に限った事ではありません。
が、あまねく全部の業界に対して等しい熱量で向けられた規定なのかというと実はそうでもなく。
これは知ってる人は知ってると思いますが、明確に「美容医療」や「健康食品」などが本丸になってます。
これらはそもそも人の命に関わるものであるのに、正体不明の成分がブチ込まれたゴミクソみたいな商品をインフルエンサーのパワーで爆発的に売る、という犯罪的なプロモーションが時折みられたため、ここにメスが入った形なんですね。
したがって、インフルエンサーのポストに対し、個人の感想と広告を明確に分けよというのがステマ規制のルールであり、とりわけ、このポストは仕事であって自発的に書いたものじゃないんだよというのを明示するのが「#PR」というタグなのです。…
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