第4辛 来店イベントの本来の形
「外から客を引っ張る」という意識
チワッスあしのです。
来店演者って2種類いると思うんですよ。内側の客を盛り上げる役割と、外から客を引っ張ってくる役割。
これは役割の話であってどっちが偉いとかはないんですけど、前者に比べて後者が薄すぎるというのは、ちょっと問題な気がします。
何が言いたいかというと、先日、ネット上でちょっとだけ話題になったシバターさんにまつわるポストについて。
これはとある業界関係者がSNS上で「シバターは本人が面倒臭いからあんまり店舗は頼みたくないけど、代理店が頑張っている」とつぶやいた際、シバターさん本人がこれを引用し「最近、これに気づいて代理店の存在は認めるようになった」とリポストした件を指します。
これサラッと流すと大した話題じゃないんですけど、実はめちゃくちゃ大事な話なんですね。
シバターさんはパチンコ・パチスロ界隈でも有名ですけど、それ以前に本来は格闘家・プロレスラーであり、いわゆる生粋のパチンコ演者やユーチューバーとは違います。
そして、そのシバターさんのポストを「あたりまえの話してて草」と引用されてるのはりかしゃふさん。こちらも中身は有名女優の椿りかさんで、本来は外様のかたです。
お二人に共通してるのは界隈の外にしっかりとした足場を持ってるので「外から客を引っ張ってこれる」という部分。
つまりパチンコ業界が今世紀初頭あたりから言い続けてる、業界の零落だの斜陽だのシュリンクだのというミミにタコの問題を体内から掻き出すために必要な「遊技人口の本質的な増加」に、程度はおいといて歯止めを掛ける事ができる立ち位置にいる人々なわけです。
彼らが引っ張ってきた外側のお客さんに、とりあえず着座していただいて、1000円でも2000円でもいいから自腹でパチンコを打ってもらう。
この小さなゼロイチの積み重ねこそ今のパチンコ業界に本当に必要なことなわけで、いわゆる来店イベントの本来の形もコレなんですね。
だからこそ、古来は来店といえばタレントさんや芸人さんが来て当たり前だったわけです。
隣の店から客を取るというのではなく「打ったことがない人へのアピール」だったハズなんですよ。昔はね。…
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