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角屋角成のスマスロSランク攻略

第11回 有利区間の壁を超えるA

※当コラムは基本的に角屋角成の私見であり予想であることをご了承ください。

前回は阿頼耶識モード、まじかりんくしすてむ、とある魔術の超電磁砲の3種類の有利区間の壁を超えた機種を紹介した。今回も引き続き、同じテーマで掘り下げていこう。

転生状態



TAC_00133528_tac_pic1.jpg

「スマスロ転生したらスライムだった件」の転生状態は内部ボーナスの種類によって、複数の内部状態を作り出している。

転生状態は有利区間のリセットに関係なく次の転生チャンスまでは変化しない。有利区間の壁を超えている転生状態はゲーム性にまで落とし込まれている。

TAC_00133528_tac_pic2.jpg

内部的に6種類のボーナスがあり、通常時は5種類のどれかしらを内部に閉じ込めている。

転生チャンスは完全ハズレ的な役割で、これが成立すると閉じ込められていた内部ボーナスが入賞し、消化後新たなボーナスが成立し再度閉じ込められる。イメージとしてはリノに近い感覚になる。

閉じ込められたボーナスの種類で転生状態が決定するため、有利区間が切れても転生状態は変化しないというワケだ。

なお1種類だけ閉じ込められないボーナスがあり、それが転生ボーナスとなる。

TAC_00133528_tac_pic3.jpg

加えて転スラではもう一つ特筆すべき点がある。設定変更時はRT状態がリセットされてリセット独自の状態になるという点だ。

このリセット状態は転生チャンスが成立するまで変化しない。そして、リセット後に1回目の転生チャンスを引くことでRT状態が初めて変化する。

TAC_00133528_tac_pic4.jpg

面白いのはリセット時のRT状態とその後のRT状態だと有利区間リセット時の恩恵が異なるということだ。

内部ボーナスによる転生状態が5種類あり、さらに転生チャンスを引く前と後では有利区間の使い方が違う。10種類のRT状態があるといっても間違ってはいないだろう。

内部ボーナス以外のRT状態で有利区間の使い方が変化する。この仕様は現在の機種ではあまり見ない。

・転生状態は有利区間を超える

・有利区間切れ時の挙動が複数ある


この2点は、転スラ独自のシステムであり、ほかの機種の内部仕様を考察する上でも重要になってくる。…

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