第9回 いろんなコトバ
※当コラムは基本的に角屋角成の私見であり予想であることをご了承ください。
6号機になり一言で片付けられる表現が増えた。まるでそれがその全てかのように。
【デキレ】
例えばデキレがそうだろう。出来レースの略称で八百長と同じ意味合いを持つ。パチスロでいえばリゼロで一気に広まった言葉だ。
非有利区間で決めた運命は次の有利区間まで変えることは難しく、白鯨との勝負さえも始めから決められていた運命なのではないか。AT中の獲得枚数の歪みもデキレらしさを強調することになったのも重なって、そう揶揄されるようになった。
それがもし出来レースだとしても、運命に抗い死に戻りを繰り返す原作を考えればむしろ忠実な作りになっていると自分は思う。死に戻りして気付けばコンビニにいる。そこでまた次の運命を決めるレバーを叩くのだ。
【ガチ抽選】
このデキレに対して使われるようになったのが「ガチ」だ。リゼロ以降、一気にガチ抽選をアピールする機種が増えた。
抽選の勝敗はベルの3択や小役の成否で決定する。目に見える形で運命を決定すれば打ち手は納得するはず。そうメーカーが考えるのは当然の帰結。
では、それで打ち手の留飲が下がったのか。答えは否だ。
結局、この手のガチ抽選を前面に押し出した機種はあまりヒットすることはなかった。デキレを批判していた打ち手は次に「ガチ抽選は無理ゲー」と嘆くのだった。
デキレやガチ抽選という言葉が蔓延した理由には、有利区間が1500Gという短い区間だったからだろう。
上限が1500Gであればほぼ使い切ることはなく、だいたい1000G前後で一つの区間が消化される。1000G毎に状態の良し悪しがあってもさほど悪い条件ではないと思う。
その後、有利区間1500Gが撤廃されてメダル機であれば4000G。スマスロであればそれが無限になった。
【優遇】
そこででてきたのが優遇冷遇という言葉だ。同じ設定でも抽選値が良い状態と悪い状態が存在する。
グランベルムのブラッドムーンであれば5種類の抽選値の優遇状態がある。ブラッドムーン状態になればどれか2つ以上の恩恵が発動し、初当りならびにAT突入率が優遇状態となる。…
このコンテンツの全編を
お楽しみいただくには
有料会員登録が必要です
有料会員登録で、機種情報やコラムをご利用いただけます。
さらにゴールド会員登録で、特製攻略ツールなどパチマガスロマガのすべてのコンテンツが使い放題!
この機会に、ぜひゴールド会員登録をよろしくお願いします。
すでに会員登録が完了している方は
下記ボタンよりログインしてください