P一球魂GOLDピラミッ伝
 | がんばれ、高尾!! |
前回の自分の当番以降に衝撃のニュースが飛び込んできた。破天荒な演出で楽しませてくれていた株式会社高尾さんが、まさかの民事再生法の適用申請をしたとの事。高尾さんのように独自のカラーがあるようなメーカーも苦しい時代か。
ただ、倒産ではなく、以前にあったマルホンさんのように、今後は復活に向けて活動するとの事。高尾さんのシンボルマークでもある不死鳥の如く華々しく復活を遂げて欲しい。
そんなこともあり……というか、このニュースが飛び込んで来た時には既に実戦を終えていたのだが、今回紹介するヘンテコ(褒め言葉)機種はコチラ。
高尾のP一球魂GOLDピラミッ伝だ。もう見た目からして、一見さんお断りみたいな面構えだが、実は遊びやすさと出玉感がバランス良く味わえる仕様になっているんだよね。
大当り確率は約1/179.5の一種二種混合機で、RUSHであるGOLD GAME突入率は50.5%。GOLD GAMEは基本1回転で、約1/1.33を引ければALL10Rで1500個を獲得できる。まさに一球入魂! そして、このGOLD GAMEは約75.2%で継続するのでライトな当選確率の割には素早い1ゲーム連の応酬で大量出玉獲得も夢ではない。
そして、以前からちょくちょく打っていたのだけど、通常時のステージ止めや、大当り中のワンツー打法がかなり効くので、最近のドテチン的にはオススメしたい機種だ。
いざ行かん、ヘンテコ機種の聖地へ!!
ということで、実戦当日。選んだ店はヘンテコ機種の台数がえげつない神奈川県の某店。前回のP獅子王でも実戦したホールだ。ちなみにピラミッ伝の設置台数はなんと2ケタ! ちょっとというか、だいぶ頭がおかしい選定基準だとは思うけど、オーナーとは話が合いそうな気がする。
当日の朝。久しぶりに向かうと、以前より一段階悪くなっている気もしたが、そもそもこの手の少数設置台にて優良台を探して奔走したら電車代だけで破綻する。ゆえにトントンの台にて勝ち負けが楽しめたら御の字、という気持ちが大事である。
と、長い言い訳を念仏のように唱えながら着席する。ただ、ステージ性能の違いはあるので、ステージ上で揺れた玉が4割ほど決まってくれる台を基準に選んでみた。
すると、わずか36回転でシングルラインに呆気なく3が揃うも、ここは時短ナシ。2回目は時間が掛かり、420回転で3が揃い、GOLD GAMEに突入するも75%が取り切れず、痛恨の即落ち。
そう、コイツは、初当りの49.5%で2R終了、2連目の約24.8%が出玉ナシで終了してしまうので、トータルすると初当りの約62%はショボ出玉で終わってしまう。ライトミドルとはいえ、これを繰り返していると簡単に爆死するわけだ。
一撃で展開一変!!
すでにライトミドル的にはキツい投資金額となってしまったが、さらに追加投資9000円にて3回目の初当りをゲット。しかも、図柄が7揃いだったので、この時点でGOLD GAME突入濃厚! そして、ここからが凄かった。あれよ、あれよと1ゲーム連を炸裂させて見事8連チャン! 一撃1万発オーバーで差玉が一気にプラスになった。
それにしても、電チュー一発告知の緊張感と告知音が鳴った瞬間の気持ち良さは何ものにも代え難いわ。
その後は…