第350回：ルーレットの達人、そのコーチ料は50万円

予測後は迅速なベットが必要になる

Ｋ「俺もまだ勉強中なんだ。まあ大体のことは聞いてるけどな」
私「配列を憶えるところから始めるんでしょ?」
Ｋ「ああ、ズラす時にどちらにどれだけ微調整するか瞬時に決めなけりゃならんからな。もたもたしていると玉はどんどん進むから…」
Ｋ「それで、ウィル（数字番）のどの辺から玉が落下するかを予測するわけだ。番号が覚えきれなければ時計でいう何時のあたりとかな。そこから玉が落ちるポイントを絞り込むわけ」
Ｋ「で、狙いが定まったら一気にベットを広げる。もたもたしているとベルが鳴ってベットを閉め切られてしまうからな。流れるようにスパパパとスピーディに賭けていかないとダメだ」
私「狙いを定める力+スピーディな指の動きか。覚えるの大変そうだね」
Ｋ「最初は誰でもギクシャクしてるよ。何度もやっていれば慣れてくるさ」…