第324回：BJで勝ち続ける日々…ついに黒服からマークが入る

それからしばらく平穏な日々が続いていたが…

あいかわらずMは時折現われていたが、Yの警告を受け入れているのか無茶な打ち方はしなかった。友達を従えてくることは稀で、仮に来たとしても渋Dが言っていたようなBOXを広げるアコーディオンなどはしなかった。もしやれば、間違いなくYから一喝されるだろう。常連客達とも上手くやれているのだ、騒ぎを起こして今の流れを変えたくはないはずだ。

Ｙ「このままで十分だな、そこそこ稼げるし他のプロは入ってこないし…」

確かにそれは言えた。池袋や渋谷・横浜にいるであろう例のプロ軍団もここには現れない。それは大助かりだった。

私「俺達が離れたから気を使ってるんじゃないの?」
Ｙ「まさか（笑）、稼げなきゃこっちくるさ。来ないってことは向こうでなんとかなってるんだろ。でも、ここもいつまでもつかなあ」…