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攻略人生録〜時代の証人、かく語りき〜

第310回:渋谷の店に戻るとそこにはBJ攻略の教祖O氏が…

久し振りに渋谷の店に戻る


私「帰ってきたー、懐かしいなー」

扉を開けるとあの懐かしい匂い。ユーロビートが流れる中、あいかわらずのガヤガヤした雰囲気。少しも変っていない。初めて足を踏み入れた当初と全く同じだ。

Y「おい、ちょっとなんか食おうぜ。腹減っちまった」

入口近くにあるカウンターに向かい、用意されているオードブルを手に取る。

Y「変わんねえなー、相変わらずうるさい店だ」
私「ここっていつきても客多いよね。閑散としてるの見たことないよ」
Y「そりゃ1万円から遊べる店だからな。最低10万用意しなきゃならないアングラ店とは違う」
私「てことは、ここは許可店なんだ」

許可店とは、ちゃんと営業許可をとってアミューズ店として堂々と営業している店のことだ。アングラ店は許可などとらずに勝手に秘密裏に営業している。それゆえ、許可店はビラを配ったり入り口の装飾を派手にしたりして目立つようにアピールしている。一方アングラ店はなるべく目立たない質素な外観が多い。店の入り口で許可店かアングラ店かは大体わかるのだ。…

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