第253回：一時は100万円を超えていた勝ち金が最終的に…

こうなったらいけるとこまでいってやる！

呼ばれた20点ですんなり勝ってしまった。しかも普段滅多に張らないプレイヤーで…。

私（勝てば官軍とはよくいったものだよな。とどのつまり、どんな打ち方をしても最後に勝っていれば正解なんだ。腰を上げる時、店を出る時に勝っていればOK。期待値理論なんてあくまでプラスになりやすい行動をとるだけなんだから）

たしかに、選択が間違っていないのに結果が伴わないことはよく経験した。勝つために正しいことをしても負ける時は負ける。それは仕方のないことなのだが、パチと違ってこちらは動く金額がとても大きい。理屈では間違っていなくとも負けは負けだ。「俺は間違っていない」と強がりを言ってみても失った金額をまくるにはさらに高いリスクを背負って勝負しなければならない。

私(理論的な攻略は必要だけど、このゲームはそれだけじゃ語れないからなあ)

Wさんに教わった戦法で攻めてはいたが、それとて絶対的なものにはほど遠く、中国罫線や独自のオカルトで攻めている人がその日一番調子が良かったりすることもある。このゲームには解析から攻略法を導きだすような確実なマニュアルは追い求められない。だからこそ独自のオカルト攻略が通用してしまうことが多々あるのである。…