第249回:低得点の勝負こそバカラの醍醐味
最高バランス台に挑む!
店員「こちらに御移動ですか? どうぞ!」
ひときわ豪華な椅子をスッと引かれ、初めて50点バランス台に着席する。見回すと明らかに客層が違う。容姿もそうだがなにより年齢層だ。高齢の方が多い、20〜30代の若者は見当たらない。それはそうだ、こちらはニニマムが200$、最低でも2万円賭けなければならないテーブルだ。10や20の持ちチップでは1シュートどころか、ほんの数番でなくなってしまうかもしれない。勝負する人なら50、いや100ぐらい持っていないと安心できないだろう。
黒服「こちらミニマムが200$になっております」
たかだが30点ほどしかチップのない私にあらためてレートを強調してきた。調子のいい若造が、ほんのわずかな時間でそれ全部なくなるよ……と言っているようだった。当時、私はまだ30をチョイ過ぎたあたり、このメンバーの中では若造もいいところだ。おいおい大丈夫か? と苦笑したくなる気持ちもわかる。
私(なーに、今日のスタートは10万だ。これが全部溶けたとしても10万負け。余力はないので追加投資することもない。遊んでいい夢をみたと思えば安いもんだな)
30バラで調子よく増やした流れがこちらでも続けばいい。そんな気楽な気持ちでチップを積み上げている社長連中の中に飛び込んでいった。…
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