第196回：連チャン機の登場とともに単発回し攻略が広まる
止め打ち攻略全盛期に入る前に連チャン機時代が到来
Ｉから攻略理論を伝授され、新しい攻略時代の幕開けだと歓喜した我々だったが、肝心の攻略できる機種、つまり、止め打ち効果が高い乱数周期の長い台がなかなか出てこなかった。新台を入手すると解析をしてすぐに周期を調べたのだが、止め打ち攻略ができそうな機種は現れなかった。それどころかこの頃、デジパチは保留連チャンを売りにする連チャン機が次々に現れ、解析で単発回転が連チャン率を高めることが判明すると、パチンコの世は一気に単発攻略時代へと突入した。
保留連チャン機時代
「朝イチは単発」が合言葉になり、毎朝開店から単発打ちをする客で店はごった返した。
ターゲットになった主な機種は、フィーバーレクサスⅤ・Ⅶ・ⅥD、ドンスペシャルB…などなど。
各専門誌は連チャン打法と称して大当り時にアタッカーにオーバー入賞させると解説したが、オーバー入賞は狙ってできるものではなく自然な流れにまかせる他ない。単発回転はコントロールできるが、後は運を天にまかせるしかなかった。…