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攻略人生録〜時代の証人、かく語りき〜

第176回:パチスロの試験機関「保通協」の秘密

5号機開発でメーカーの人とも知り合えて色々な話を聞けた。今回はそれに関連したことをお話しよう。ただし、私が5号機の開発に携わった時に関係者から教授いただいた内容なので現行では細かいところが変わっているかもしれない。その辺はご了承頂きたい。

新台が世に出るまでには手間がかかる


まず、パチスロ機の試験料についてだが、保安電子通信協会(保通協)の試験料金は1回180万ぐらい。一度の検査で適合することはまずなく、たいてい4〜5回の持ち込みになるという。保通協側はどこがダメなのかをすぐには言わず、数回持ち込んでからようやく「ここがね〜」と試験をパスするヒントをくれる。試験回数が増えればそれだけ儲かるので、あえてすぐには通さないというところか(笑)。各メーカーとも試験予算を用意しているが、長引くと10回以上かかることもあり、そうなると試験を受けるだけで莫大な費用がかかることになる。ちなみに早く適合させるには出ない台を造ればいいのだ。賭博性の低い機種は通りやすい。ダメ出しされるのはみな爆発力があって賭博性の強い機種ばかりである。かといって出ない台は人気にならないし台も売れない。メーカーはそのさじ加減で毎回四苦八苦しているのだ。…

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