第98回：「だるまさんがころんだ!」体感器いらずの攻略法完成!
念仏を唱えるように「だるまさんが…」を連呼する日々
S「だるまさんがころんだ! カチッ! 0.8秒…ちょっと遅いか。だるまさんがころんだ! カチッ! 0.5秒…今度は早いのかよ」
解析が終わった翌日から、私とSは暇さえあればストップウォッチ片手にだるまさんがころんだを0.6秒で言えるように練習をした。慣れてくると連続で0.6秒で言えたりするのだが、実戦で成果を出すにはやはり8割程度の正解率は欲しいところだ。
【割り込み押しのタイミング】
だ (0.06秒)
る (0.12秒)
ま (0.18秒)
さ (0.24秒)
ん (0.30秒)
が (0.36秒)
こ (0.42秒)
ろ (0.48秒)
ん (0.54秒)
だ (0.60秒)
さんざん練習して、ようやくマスターできたかなと感じ始めた頃、Iが例によって細かい表を持ってきた。
S「ふえ～! これ全部覚えなきゃならないの?」
I「表を覚える前に、まずリール絵柄を数字に置き換えて覚えておかないとね」
攻略には、停止したリール絵柄を瞬時に数字に置き換えて割り込みタイミングを決める必要がある。フィーバー機は各リールに同じ絵柄が複数ある場合があり、それがリールの停止位置を特定させにくくさせていたのだが、今回攻略する「フィーバーゴールドⅠ」は大当り以外の絵柄が各リールに1つずつしかなく、リール絵柄を数字に変えて覚えるのは簡単だった。…