第88回：1980年ころから始まったビデオポーカーの歴史

Gマシンビデオポーカーの歴史は「ボナンザのノーマル」から始まった

ビデオポーカーの歴史は古い。皆さんも、ゲ−センでsiguma社製のコインゲームで遊んだことがおありだろう。しかしこれは、あくまでアミューズメントマシンとしてのポーカーゲーム。Gマシンとしてのビデオポーカーが誕生したのは1980年頃で、ボナンザ・エンタープライゼスというゲーム機メーカーが開発した「GOLDEN　POKER」が元祖になる。

プップップップップッとカードが配られ、HOLD(残すカード)を決めた後にDRAWボタンを押して1回だけカードチェンジする。役が何も揃わないと「テーレーレー」と音が鳴ってゲームは終了。この間わずか数秒だ。何か役が揃って得点をTAKEすると「トゥクトゥクトゥク…」と点数がクレジットに1点ずつ加算されていき、音程のハズれた草競馬の音楽が流れる。たったこれだけのシンプルなゲーム性なのだが、非常に中毒性が高く、…