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攻略人生録〜時代の証人、かく語りき〜

第86回:緊張の瞬間! 狙い通りのバイマンテンパイ! そして…!?

念願の赤枠バイマンなるか!?


ピンズのチンイツを狙える好配牌。後はツモの流れだけだ。手を進めていくと、次々にピンズばかりをツモってくる。

私「これは…あがらせたがってるな…」

TV麻雀は、意図的な配牌やツモが多い。打ち手に期待感を持たせて楽しませるように設計されているからだ。毎ゲームバラバラな配牌でテンパイまで苦労するようでは、客は夢中にならない。あと少し、もうちょっとであがれそうな流れを演出しているのだ。無論、実際にあがれるかどうかは、前に解説したIN・OUT状態が関係してくる。早くテンパイしたから、多面待ちだからあがりやすいわけではない。その後も続々と必要牌ばかりをツモり続け、あっという間にチンイツドラ2のバイマンをテンパイした。

私「ダマでいくか…いやいや、リーチをかけても結果は同じだろうな」

対人ではなく機械との勝負。ダマテンにしたからあがりやすくなるということはないだろう。それよりも、CPUの手配に当り牌があるのかどうかを確かめたい。待ちはカン6ピン。すぐにリーチをかけてCPU側の手配をオープンにした。

私「おっ! 持ってる持ってる!」…

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