第37回:平和の「ブラボー10」に付け入る隙はあるのか!?
●簡単な攻略法がなかったブラボーのシリーズの10カウント1機種目
我々が次に研究を開始したのは、平和の「ブラボー10」だった。ブラボーシリーズは簡単な攻略法がないことで知られ、0号機末期に攻略された「ラッキーブラボーBLC」はデジタル回転パターンが3種類もある難敵だった。おかげでプロは3千通りもの押し分けをしなければならず、オール7やオール3をダイレクトに狙うのは至難の技だったのである。そのブラボーシリーズの10カウント第1号機である。攻略が容易でないことを予期していたのだが…。
ブラボー10
S「とりあえず出目データはたくさん取ったけど、リーチ目はありそうだね」
Sが出した移行パターンには突出した動きがいくつかあり、これならリーチ目の割り出しは簡単そうだった。加えて…
S「左と右だけに注目すると、10回転ぐらいごとにゾロ目に近い数字が出るんだよね」
O「なら左と右の差をチェックしてみてよ」
空回し(自然停止)させたデータを分析すると、驚くべき事実が判明した。
| 左右の差 | 左を0に 置き換え | 前出目 との差 |
266 | +4 | 064 | - |
503 | +8 | 008 | +4 |
546 | +1 | 041 | +3 |
631 | ±5 | 035 | +4 |
574 | +9 | 079 | +4 |
193 | +2 | 092 | +3 |
713 | +6 | 016 | +4 |
140 | +9 | 049 | +3 |
054 | +4 | 054 | ±5 |
097 | +7 | 097 | +3 |
758 | +1 | 051 | +4 |
一見ランダム思えるが…
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