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攻略人生録〜時代の証人、かく語りき〜

第32回:サン・ダッシュの悪夢再び「サン・スカーレット」

●攻略法対策されたはずが、調べてみると…!?

京楽の0号機「サン・ダッシュ」は、以前(第23回)解説したように中と右に毎回ゾロ目を狙う方法で攻略された。U・F・O・7という変則的なデジタル構成だったが、回転速度が遅かったためにストップボタンで狙い打たれてしまったのである。
サン・ダッシュ
TAC_00071920_tac_pic1.jpg

そして、1号機として登場してきたサン・スカーレットは、各デジタルが高速で回転し、容易にデジタルを狙えない構造になっていた。
サン・スカーレット
TAC_00071920_tac_pic2.jpg

S「すっごく早いね。これはコマ押し(5と6の切れ目でデジタル回転を数える)は難しいんじゃないの」
O「これだけ早いと、コマ押しで出目の変化を探るのは無理だな」

この台を初めて目の前にした時、我々はデジタルを狙い打つことは不可能だと考えた。よしんばゾロ目を狙える箇所が判明したとしても、正確に押し分けられるかどうか微妙だったのである。

私「ゾロ目狙いができないなら、リーチ目攻略だね」
O「ああ、出目取りして調べてみよう」

とりあえずデジパチ攻略の基本、リーチ目攻略を探ってみることにした。すると、出目取りをしながらOがあることに気づいた。

O「これ、回転する前からボタンを押しっぱなしにしても止まるな」

このボタンの押し方は「ベタ押し」と呼ばれ、任意のタイミングでボタンを押すよりも正確な出目移行をさせられるテクニックだった。

O「ベタで何かあるかも知れんな。みんなもデータ取るの手伝ってくれ」

事務所に戻って移行を調べると、リーチ目につながりそうな偏った動きがいくつか発見できた。また、ベタ押し時の移行も一定しており、空回しとベタ押しを使い分けるリーチ目攻略は可能なようだった。

S「これなら何とか取れそうだね。でも、ゾロ目狙えないかなあ」

0号機サン・ダッシュがゾロ目を狙えたので1号機にも期待していたのだが、デジタルがこう早くては狙いようがない。実機を仕入れてさらに研究を重ね、リーチ目攻略がほぼ完成していたところへ予期せぬ情報が飛び込んできた…

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