第28回：あっという間に広まり、終わった「アイドルセブンα」攻略法

●本題に入る前に…日々の出来事から思うこと

私は以前から2ちゃんねる(今は5ちゃんかな)が好きで、スロット板を徘徊するのが日課になっている。最近は「まどか☆マギカ2」ばかり打っているので、まどか☆マギカ2スレッドは何度も見るし、書き込みもしている(ネタが多いのだが)。そんなある日、「0〜3号機の思い出」というスレッドを見つけた。同年代の方々が2号機の思い出を楽しく語っているのを見て、私もつい書き込みたくなり、アニマルのことなどを語りあった。

「パチスロ」と一口に言っても、0号機〜5号機まで30年以上の時間軸のズレがあり、同じ時代を生きた人でないと話がかみ合わない。4号機から打ち始めた人に、どんなに2号機や3号機の面白さを語っても伝わらないだろうし、その4号機世代も、5号機からパチスロを始めた人には別の時代を経験した人になってしまう。そして同世代の中にも、演出に重きを置く人、機械割を追及する人、短期勝負を好む人、長く楽しめて最終的に勝てればいいと考える人など、様々な好みの差がある。

振り返ると、「パチスロはあまりにも長い歴史になってしまったなあ」「とても一言で語ることなどできないなあ」と、しみじみ感じられる。このコラムを読んでいる方は40代〜50代がメインだと思うが、それ以外の若い世代にも、パチスロの進化と歴史を知っていただけたら幸いである。ということで、前回に引き続き「アイドルセブンα」後編である。


●早くもリーチ目表片手に打っている者がいる！

Sに1/5のリーチ目と1/25のイーシャンテン目を割り出させると、我々は一目散にホールに向かった。こんな簡単な出目移行法則、0号機を攻略してきたプロ達が気づかないはずがない。軍団でタコ出しされたら、どの店も数日で終わるだろう。急いで近場のホールに駆けつけると…