第17回:攻め所のない2号機に落胆する日々。そして「アニマル」の登場
●もう、パチスロの攻略法は出ない?
ウエイト機能でスピードを、完全なリール制御で小役狙いを。2号機では、今までプロが得意としてきたスピードと目押し力が封じられた。もうパチスロは攻略できないのだろうか? ホールが調整するままに打つしかないのだろうか? 我々の中では不安と落胆の色が濃くなっていた。解析という手段はあるが、手当たり次第に台を仕入れて調べていたのでは経費も時間もかかる。何かの手がかりが見つかればいいのだが…。パチスロの申し子Kも元気をなくしていた。あれからベンハーで色々と試したようだが、これといった攻略ポイントは見つからなかったようだ。
「ダメだわ。何も見つからない。もう攻略はできないのかねぇ…」
1.5号機が混在している時代とはいえ、もう攻略法のある機種はほとんどなく、ニューペガサスやスターダストを平打ちするような毎日が続いていた。そんなある日…。
●2号機なのに連チャンする「アニマル」登場!
「ねえ、アニマルって知ってる?」
ある日Sが面白い話を持ってきた。
「ああ、ブロンコ系の2号機だろ。なんかあるの?」
「凄い連チャンするんだよ。クレジット内で。あれは偶然じゃない、何か仕組まれてるよ…
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