ISSUE.406『余暇進秋季セミナーの課長補佐講話』

ホール団体の一つである一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進)の秋季セミナーは毎年11月に開催されている。今年は今週の26日に開催された。

余暇進の秋季セミナーは毎年さまざまな内容が並ぶが、毎年共通して行政講話があることが最大の特徴だろう。

ぱちんこ業界を所管する警察庁生活安全局保安課は毎年、いろんなタイミングでぱちんこ業界に指導的なメッセージ、要請的なメッセージを出している。しかし一年間で3回の行政講話については、他のメッセージとは違い、その時点での最新の重要なメッセージと理解されるものである。その3回とは1月の全日遊連全国理事会での課長講話、6月の日遊協総会での課長講話、そして11月の余暇進秋季セミナーでの課長補佐講話だ。

見方によっては1月の課長講話と6月の課長講話が重要で、11月の課長補佐講話は2か月後の課長講話の前振り、ということも言えそうだ。しかし、たとえば2015年1月23日の全日遊連全国理事会での課長講話は前年の課長補佐講話の前振りがまったくないままにいきなり遊技くぎについて言及し、その後の遊技くぎ問題に発展し399系の全撤去となっていった。この課長は前年の11月11日付で保安課長となっていることから前振りになりようがなかったということが言える。

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