ISSUE.325『5類に移行へ』

今週8日に新型コロナウィルスが感染症法上の分類で、それまでの2類から5類に移行した。

季節性インフルエンザと同じ5類の分類ということで、感染状況によって市民が日常生活の制限を受けることは基本的になくなったということから、コロナ禍が終了した、という認識の人も多いだろう。かくいう私もそういう認識だが、それはすなわち「コロナ禍とは新型コロナウィルスによる禍ではなくて、感染拡大防止のための政府・自治体の政策によって市民の日常生活が制限されたことによる禍」と評価しているということになるだろうか。少なくとも私はずっとそのように評価してきた。

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