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サイコロ店長のスロ専奮闘記

今最も必要なのは時間かも知れない

自粛期間中、昔観たアニメやドラマを改めて視聴したサイコロ店長です。特に印象的だったのはシュタインズ・ゲート。当時は流し観だったけど、改めて観ると新しい発見も。好きなアニメランキング上位に割り込んできましたよ。

コロナ騒動でピックアップされ続けたパチンコ業界。緊急事態宣言が解除された現在でも、一部の自治体では未だに営業再開に懸念の声が挙がっている。

業界サイドも手放しで喜んでいる訳ではない。安心・安全な遊技環境の仕組みづくりに注力していた。

その一環として配布されたのが「新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」。パチンコ店は営業再開に向け、この手引書に従い、感染リスクを極限まで抑え込む必要があるのだ。

ガイドラインの概要はこんな感じ。
〇感染拡大防止を最優先とする取組み
〇営業方法に関する取組み
〇リスク評価
〇基本施策
〇開店前・入場時・営業中の取組み
〇店内での取組み
〇遊技客・地域の方々への情報提供
〇従業員健康管理・バックヤードの取組み
〇その他の対策


上記の各項目は、さらに中項目小項目に細分化されている。ページ的には結構な枚数だ。必要以上に丁寧な消毒や、開店待ち整列時の間隔確保なども、それに基づいて実践している。

ガイドラインは対外向けのモノではなく、純粋に遊技客と従業者の安全を優先した仕様。いつもは抜け道を探すのに必死な我が業界も、今回は本気ゲージが最高潮だ。

日本全国に配布された秘伝のガイドライン。つか、全国に存在するパチンコ店の数って正確に知ってる?私は知らん。

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)が発表した2019年末の調査によると、営業店舗数は8,886店舗。ところが、警察庁国家公安委員会の調査では、9,639店舗に。この約800店もの違いってなんなん?

根本的な仕組みの話になるが、全日遊連と警察庁では、カウント方法がまるで違うのだ。それについて少し触れたい。

全日遊連は組合に加盟している店舗数をカウントしている説が濃厚(確定ではない)。となると、組合非加盟店は集計に含まれていない

警察庁のカウントも割と単純、営業許可を基にしている。実際、これも正確性に欠ける。すでに営業を停止(休業・廃業など)している場合でも、「廃業届」を提出していなければ数値の増減は記録されない。

要するに、全日遊連も警察庁も完璧に把握することは不可能に近いのだ。

実際のところ、正確な店舗数を把握しようがしまいが意味はない。一般的なメディアには警察庁の数字が使われることが多いが、それを不憫に感じたこともないし。

では、誰もがご存知の国内最大パチンコポータルサイトのP-WORLDさん基準はどうかと言えば、これも不正確だ。

基本は参加費無料のサイトだが、非参加や途中で退会するホールも珍しくない。

そもそも、都会の喧騒から遠く離れた地域では、インターネット環境が整備されていないホールだってある。我々が存在している世界線とは、別の空間もあるのだ。

正直なところ、営業を再開したからと言って以前と同様の稼働に戻ったホールはない。差の大小はあれど、明らかに滞在客数と滞在時間は減っている。

予想だが、半年前と同水準に戻る(戻す)までに半年近くかかるだろう。ガイドラインは絶対重要で欠かせない要素だが、今最も必要なのは時間かも知れない
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