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博打打ち哀歌

[番外編]ストリップの生き証人〜ハダカの大将D

日本とフィリピンを往復している間に、「ハダカの大将」こと大山三郎を取り巻くストリップの世界は激変した。昭和六十年から新風営法が施行され、それまで野放し状態だったフーゾク業界に法の規制が加わったのである。

売防法があるのにストリップで“ナマ板本番”などはとんでもないことだ…と、ストリップ小屋は一斉に摘発を受け、たちどころに営業停止など有罪判決を受けた。本番を楽しみにストリップ通いをしていた客は、本番がないならやめた、と小屋に足を運ばなくなり、各小屋とも客数が大幅に減少。しかも、舞台でショーどころか本番まで見せるという“極限”までやってしまった後に、どんなストリップが可能かと、どの小屋主も頭を抱え込んだ。

そんな中で大山三郎は、元気はつらつと新企画を打ち出したのだ。

「人生はバクチだ。バクチは人によってツイている時期とそうでない時期がある。その点、オレはナマ板本番の後期にフィリピンに身をかわしていたので本業でパクられることはなかった。つまり、ツイていた。さらにあんたも知っているように、マニラのカジノでしみったれた勝負と言いながら勝ち続けてきた。これもツキだ。そこへ、法改正でストリップの危機だと同業が騒ぎ出した。何を言っている、もともと元手いらずのハダカ商売じゃあないか。ハダカ一貫からやり直せばいいことだ」

こう考えた大山は、原点に戻った。彼は、ストリップの原点は「誰でも見たがる、いい女のハダカをきちんと見せること」と考えていた。

そこで、大山が舞台に上げたのが…

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