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サイコロ店長のスロ専奮闘記

タイセツナオシラセ

何気なく観ていた動画サイト。「神回」だの「神曲」だの、最近は神も安っぽく扱われたもんだと感じるサイコロ店長です。似た様な部類に「削除覚悟!」とか「大切なお知らせ」って煽りもよくある。

前回伝え損ねたアイムジャグラーEX(6号機)の出玉率を掲載したところで、天下の北電子から削除要請は受けないだろう。ただ、今回は番組の終盤に「大切なお知らせ」があるので、最後まで目を通してもらいたい。

で、話題?のアイムジャグラー。この機械はスロースターターだ。一般的な新台は導入初週に最大の盛り上がりをみせるが、ジャグラーはその限りではない。突飛な稼働上昇もなければ、極端な落ち込みもない。総じて安定しているのが特徴だ。

ホール全体の機械構成を極端にわかりやすくしてみた。
30%…新台・話題機・ホールコンセプト機
30%…ジャグラー系・ノーマルタイプ
40%…箱型の鉄くず・貯金箱

ホールの狙いに合致した機械で100%を目指すのが理想だが、現実はそうもいかない。6号機が混在している今でこそ、このバランスは崩れているが、着地点を目指すとすればこんな感じだろう。

新台や話題機で流動客コアなプレイヤーを集客し、ジャグラー系で安定した顧客を取り込む。それ以外の機械は粗利に徹する役割。去年の大騒動でこの比率も大幅に変動しているが。

新台や話題機は時間経過と共に、鉄くずや貯金箱になる可能性は高い。だが、ジャグラーがその位置に収まる可能性は低い。一度導入したら、設置期限満了まで稼働を約束してくれるからね。ホールもそれを狙っている。

逆に、ジャグラーの設置台数が増減するホールもある。機械を売却しているのだ。中古市場でも高値で取引されているからね。資金繰りに苦労しているホールに多くみられる傾向だ。ジャグラーの価値の高さが理解できるだろう。パネルのGOGOランプ部にタバコで焼印をつけるのは、重罪にあたるのだ。

なんやかんやで引き伸ばしたが、出玉率は低くても市場価値は激高である最新アイムジャグラーの実戦出玉率がこちら。

アイムジャグラーEX(6号機)
●設定@
├出玉率発表値:97.0%
├出玉率実戦値:97.3%
├差異:+0.3%
└配分比率:10.4%

●設定A
├出玉率発表値:98.0%
├出玉率実戦値:98.5%
├差異:+0.5%
└配分比率:22.5%

●設定B
├出玉率発表値:99.5%
├出玉率実戦値:99.9%
├差異:+0.4%
└配分比率:33.9%

●設定C
├出玉率発表値:101.1%
├出玉率実戦値:101.7%
├差異:+0.6%
└配分比率:20.9%

●設定D
├出玉率発表値:103.3%
├出玉率実戦値:104.0%
├差異:+0.7%
└配分比率:9.2%

●設定E
├出玉率発表値:105.5%
├出玉率実戦値:106.4%
├差異:+0.9%
└配分比率:3.1%

数値は導入から一週間の数値をまとめたもの。設置台数も多いため、信頼度は非常に高い。確定と言い切れるレベルだ。

すべての設定で実戦値が発表値を上回っている。過去のジャグラーでも同様の傾向はみられており、珍しい現象ではない。

設定ABCの使用頻度が高いのも特徴のひとつ。等価交換でない限り、全台設定Cでもかまわない、てか推奨したい。

総括すると、パチマガスロマガユーザー向けの機械ではないが、手を出す機会があれば参考にしてもらいたい。


では本題。木枯らしの様な寂しさが心に押し寄せる寒い冬、編集部の担当者から連絡があった。

「タイセツナオシラセサイコロテンチョウコラムダイピンチケイサイゾッコウフカノウ?」

と、ダイイングメッセージの様な仰々しさ。ただごとではない知らせに折り返し、事情を訊いたところ…なるほど、それはそれで仕方がないですね、と納得。

このコラムがなくなっても誰も死ぬわけではないしね。ただ、4号機時代から習慣になっていたフィールドをなくすのは、少し寂しい気もするけど。

次回は過去の想い出を語り尽くすコラムにしたいと思います。
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