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サイコロ店長のスロ専奮闘記

吉宗3

禁書目録より超電磁砲が圧倒的に好きなサイコロ店長です。JFJ(藤商事)はもう少し勉強した方がいいね。

パチンコに遊タイム(天井機能)が搭載されてから数ヶ月。それなりに話題機が市場に出回りはじめた。

とはいえ、天井機能があろうとなかろうと、ホールが想定する最終的な出玉率に変化はない。

出玉率は回転率や特賞時の出玉で微調整は可能だし、遊技台のスペック自体が天井機能を加味した仕様になっている。結果的に、遊タイム機だから辛い(甘い)ではないのだ。

仮に天井到達までをワンセットとすると、中途半端に手を出すと(やめると)勝率は下がる。

実際のところ、当選確率の分母数までにヒットする割合は約66%。だが、我々の様な猛者にもなると、余裕で33%の方を引く。結局、(機種にもよるが)天井を意識せざるを得ないゲーム数に到達しているのだ。これは苦行でしかない。

最初に記した通り出玉率は変わらないものの、印象的にはネガティブになりやすい。普段パチスロを打っている層には特にね。

パチスロといえば、吉宗3の再販が決まっている。つか、販売当初からそのつもりだったのだろう。

納品時期はパチスロひぐらしのなく頃に祭2と同じ12月20日。出庫台数は2,000台とか。年末商戦と撤去機問題を前向きに捉えるホールは増台に動くだろう。また、未導入店にとっても魅力的な案件だ。

ただし、実際そこまでの機械だとは思わない。導入当初は派手な瞬間出玉から話題となったが、現在はそれも沈静化している。

未導入店舗は導入すべきだし、少台数店舗は増設もいいだろう。ただ、大手をはじめとする多台数設置店の増設は自殺行為そのもの。無駄な機械代になりかねない。頑張るのは「そこ」じゃなくてもいいだろう。


そんな良くも悪くも話題に挙がる殿を丸裸にしてみた。導入から約一週間分の全国データがこれ。

●設定@
├出玉率発表値:97.8%
├出玉率実戦値:97.6%
├差異:-0.2%
├最大出玉:2,090枚
├最大吸込:2,360枚
└配分比率:35.2%

●設定A
├出玉率発表値:99.0%
├出玉率実戦値:98.8%
├差異:-0.2%
├最大出玉:2,220枚
├最大吸込:2,260枚
└配分比率:41.9%

●設定B
├出玉率発表値:100.3%
├出玉率実戦値:100.1%
├差異:-0.2%
├最大出玉:2,200枚
├最大吸込:2,000枚
└配分比率:7.9%

●設定C
├出玉率発表値:104.0%
├出玉率実戦値:103.6%
├差異:-0.4%
├最大出玉:2,500枚
├最大吸込:1,610枚
└配分比率:10.8%

●設定D
├出玉率発表値:108.3%
├出玉率実戦値:105.7%
├差異:-2.6%
├最大出玉:2,750枚
├最大吸込:1,410枚
└配分比率:1.9%

●設定E
├出玉率発表値:112.1%
├出玉率実戦値:109.3%
├差異:-2.8%
├最大出玉:3,310枚
├最大吸込:1,110枚
└配分比率:2.2%

いかにも「THE6号機」的な数値。設定DEの出玉率が想定よりも低いのが気になるが。最高設定の出玉率を基準に機種選びをしているスロプー連中は、きっと今ごろ涙目だろう。

最大出玉は設定Eが頭ひとつ抜け出している。これも6号機特有の現象だ。

設定配分比率は時世を反映し、導入当初は控えめな推移。ただ、これは状況次第で上向きになる可能性もある。確かに設定@Aが全体の約77%を占めるが、それは瞬間的な現象でしかない。

少し気になるのは設定B。最大出玉が設定Aより低い。最大吸込で帳尻を合わせているので、出玉率的には想定通りだろうが。

丸裸になるのは殿ではなく爺の方だが、データ的にはこんな感じ。

初代の印象が強すぎて、5号機時代の吉宗ブランドは黒歴史でしかない。とはいえ、年末年始にはホールを訪れる客層も変わる。かつての吉宗世代をうまく引き込むことができれば、年明け以降も違った光景が拝めるかもしれない。
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