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サイコロ店長のスロ専奮闘記

パチスロひぐらしのなく頃に祭2

パチスロメーカーである株式会社オーイズミ。そのグループ企業、株式会社オーイズミフーズが運営する「くいもの屋わん」という居酒屋がある。都市部ではそこそこ名が知れており、利用したことがある方も少なくないのでは。つい先日、その居酒屋にて業者との打ち合わせに挑んだサイコロ店長です。

オーイズミといえば、過去にいくつもの問題作を世に放っている稀なメーカー。

大繁盛本舗(初代)は業界の常識を覆した。野球演出でホームランを打とうが、埋蔵金演出で金塊を発掘しようが、体操演出で金メダルを獲得しようが、次のゲームで「通常画面に戻る=非当選」というトリッキーな演出技法で僕らを魅了してくれた。また、パチスロひぐらしのなく頃に祭(初代)では、(小役ナビで)レインボー=スイカ対応という、虹の無駄遣いを披露してくれた。

そればかりではない。困ったことに、優秀過ぎて記憶に残る機械もある。スペックAエルレボリューションはその代表格であり、4号機末期のノーマルタイプ市場を支えた立役者である。

どちらにしろ、マニア陶酔というジャンルがあるなら、右に出るメーカーはいないだろう。


で商品説明を受けた機械はパチスロひぐらしのなく頃に祭2。オーイズミの年末商戦機だ。

つい先日、プレス向け発表会も行われたばかり。既にスロマガでも機種情報が掲載されているが、それは最低限のもの。事情により、すべてを載せられないのだろう。

それでは心もとない。今、私の手元にあるホール向けの資料でこの機械を予習してみたい。

納品日は12月20日。初期ロットは6,000台で、年明けの二次ロットが1,500台。

設定@での50枚(1,000円)ベースは34.9ゲーム、47枚貸の場合は32.8ゲーム。

CZ天井は基本400ゲーム。前作を踏襲しており、目押しでゲーム数の短縮が可能。

レア役の合算は設定@で1/24.6。が、チェリーとスイカはほぼ空気。チャンス目(1枚役)がほんの少しだけ期待できる程度。

オヤシロボーナスの平均獲得枚数は420枚、ひぐらしボーナスの平均獲得枚数は370枚、富竹ボーナスの平均獲得枚数は150枚。※いずれも設定@の数値でART込みで算出

暇潰し編は超高確率状態の位置づけ。移行した時点でボーナス当選期待度40%超。ボーナス当選時はARTも確定。

フリーズは全3種類。合成確率は設定@で1/6,460〜設定Eで1/4,000。設定Eでは理論上、1日2回フリーズが拝める。

有利区間ランプの点灯条件は・ボーナス入賞時と・運命分岐モード移行時のふたつ。ランプ消灯の条件は・運命分岐モード転落時(一部条件で継続)・有利区間1,500ゲーム消化時または獲得枚数2,400枚到達時・設定変更時、のみっつ。

周期天井から突入した運命分岐モードの成功率は約60%とそこそこある。

カケラ紡ぎの天井ゲーム数は10〜70ゲーム。ボーナスが複数回ループすれば現実的。

「中を押せ」で変則押しをしてもゲームは成立する。難易度も選択可能であり、目押しが成功すればART50ゲームもGET可能。

他にも補足点はたくさんあるが、今回はこれくらいで。実際、この程度の情報はすぐに出回りはじめる。私が載せようと載せまいと、時間の問題なのだ。

ってな感じで、今回は個室居酒屋で業界仲間と楽しく過ごした話だ。皆さんも密には十分注意し、居酒屋ライフを満喫しよう。
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