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サイコロ店長のスロ専奮闘記

機械の実力で勝負

その昔、ユニバーサルってメーカーは事あるごとに業界をひっかきまわしてきた。

商売敵であるライバルメーカーとの抗争は日常茶飯事。それどころか、商売相手である我々ホール側との対立も頻繁だった。裁判沙汰もお手の物で、訴えたり訴えられたりの繰り返し。

業界の武闘派組織の風向きに変化が生じたのは2017年の社内クーデターがきっかけか。或いは2016年にサミーと持分法適用会社を合同で設立したタイミングか。いずれにしろ大きな変化が訪れたのだ。頼もしい限りである。

そんなユニバーサル系のミズホから、間もなく話題の珍機種が発売される。玉石混交!?業界ウワサ話でもピックアップされている「アナターのオット!?はーです」だ。察しの通り、アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-派生機種。

直系後継機とされるアナザーゴッドハーデス-冥王召喚-。スピンオフ第一弾とされるゆるせぽね。

どちらも大ゴケし、現在連敗継続中となれば、ホール側の反応もよろしくない。そりゃ警戒するよね。ユニバーサルもその点は覚悟をしている。そして気が付いている。ブランド力ではなく、機械の実力で勝負しないとね。

そんな流れで内部数値的な資料を確認しよう。なお、現在SNSで出回っている営業資料は一般的なもの。一応社外秘扱いだが、程度の低いホール関係者が情報を漏らすのも見込んで制作されている。

今回のホール向け資料はいくつかの項目に分類されている。

@短時間シミュレーション
・CZ、ATまでの必要金額
・遊技時間別/確定役出現確率
ACZ突破型タイプ比較
・勝率比較
・性能比較
BAT中の出玉構成イメージ
C<保通協試射試験イメージ
D<スランプ比較
Eスペック


項目@ではATまでの平均投資額が記載されている。
設定@軽AT約5,500円/重AT約13,000円
設定E軽AT約4,000円/重AT約8,000円

次は時間換算による確定役出現(確)率。短時間(3時間)遊技の場合、約57%でなんらかの確定役が引けるらしい。なお、確定役は設定による確率差はないぞ。

項目Aは同タイプ他メーカー機種との比較。はーですは短時間遊技と長時間遊技の勝率差がほとんどない。これは、短時間勝負も可能という趣旨。数値的な部分はカットする。

項目Bでは他メーカー機種と比較し、上乗せ特化がなくても平均して一定の獲得枚数を得られる、という内容。

項目Cは出玉の上限と下限の差が激しい機械を、どの様に保通協で適合を受けたのかのイメージ図。開発力の差をみせつけたい感じ。

項目Dでは終日実戦データ。低設定での爆発も期待できる代わりに、高設定での不発も十分あり得る〜的な感じ。よくみるスランプグラフだ。

項目Eはすでに出回っているスペック一覧。これは説明しなくてもいいだろう。

興味を引いたのは項目@と項目A。一応外部流出厳禁の資料なので詳細は省いているが、はーですがいかに魅力的な機械かをデータを基に説明している。

そのうちSNS経由で掲載される可能性もあるので、気になるユーザーはそれっぽいワードで検索してみてはいかがかな。

今までの経緯から流れ的には完全に劣勢なハーデスシリーズ。この機械で一矢を報いることはできるのか。
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